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【前編】バドミントンの練習メニュー|ポイントを理解して考え方を磨く

バドミントンの練習メニューについてじっくり考えたことはありますか?かれこれ20年近くバドミントンをしてきましたが、前後のフットワークをするのは前後のフットワークを覚えるため・速くするため、なんて大まかには理解していました。でも、もっと踏み込んで考えると、もっともっと効率的に競技力UPに繋がのではないか、と思うので今回はバドミントンの練習メニューについて考察していきたいと思います。

ここではシャトルを打つメニューに限定して考えていきます。

①基礎打ち

②パターン練習

③ノック練習

④2対1や3対2

⑤ゲーム練習

大まかに分けてこの5つがバドミントンの練習メニューとして行われているのではないでしょうか。それぞれの練習意図と、ポイントについてまとめてみます。

①基礎打ち

体を温めるためにやる方やそれぞれのショットの確認だったり、自分のコンディション確認だったりありますよね。私自身の基礎打ちは、自分も相手も体を温めてショットの確認作業、という意味合いが強くなっていたと思います。

でも思い返すと、まだまだ発展途中の中学生のころ「なんで基礎打ちで決めに来るの?」なんて怒っていた記憶があります。基礎打ちは「お互いショットを決めにいく技術力UPが目的なのか」それとも「なるべくミスせず相手に合わせて繋ぐ練習なのか」ということです。どちらも正解ですよね。

それにイライラしてしまっていた過去の自分が恥ずかしいですが、基礎打ちは限られた時間で行い点数を競うわけではないので、相手に合わせながらも自分のショットを練習することができれば、それはそれで技術力UPに繋がるのではないでしょうか?

②パターン練習

いろんなメニューがあります。オールショートだったりオールロング、一点返し、スマッシュネット、カット交互、チャリチャリ、対角、などいろいろあります。パターン練習は、技術(シャトルを打つ・フットワークを覚える)を習得してから一歩進んだ練習で、実践で多く想定される局面を体に覚えこませる練習にあたります。

パターン練習のメリットはお互いが練習できるということです。

例えば、フォア前一点返しのオールショートであれば、

動かすほうは、ディセプションを入れたりしながら相手が届くギリギリを狙う、特に相手の足を止めれるかを意識しながら行うことで技術力のUPに繋がります。

動くほうが、どれだけ粘り強くシャトルを追いかけ返せるか、動かされている中できちんと浮かない球をネット際に返せているかもチェックポイントです。ディセプションに引っかかったときの対応も練習できます。

また、パターン練習はある程度動きが限定され自動化しているので、無意識で動く練習にも最適です。

例えば、カット交互(ヘアピン2回)をやるとします。カットを打ったら前に詰めて、ヘアピン打って、ヘアピンが返ってくるからロブを打つ、カットが来たらショートリターンをしてネット前に詰めてヘアピンを打つ、を繰り返します。

バドミントンを始めてまだ短い方は、後ろで打ったら前に行く、前で打ったら後ろに行く、という動きを無意識化で行うことを意識して取り組みましょう。後ろにきたから後ろにいくフットワークだ、と考えていたら遅いので後ろに来た!で動き出せる神経を鍛えていき、反応速度をあげます。

レベルがあがってくにつれ、試合を想定し次はカットがくるけどしっかりホームポジションに戻り後ろにくるかもしれない、という意識を持ちながら取り組むと良いでしょう。

③④⑤は後編の更新をお待ちください!

二つの練習メニューについて考察していきました。なんとなくやっていた練習メニューも意図や、意識するポイント、なぜ行うのか、を考えることで自分の中で考えながら練習に取り組めるのではないでしょうか。バドミントンは常に考えるスポーツです。だからこそ、普段の練習から「考える」ことを意識してみましょう!

残りは後編で紹介しますので、更新をお待ちください!

後編の記事が更新されました!↓↓↓

【後編】バドミントンの練習メニュー|強くなりたいなら頭を使う | 【愛知・名古屋】KOKACAREバドミントン教室・スクール(コカケア)

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