こんにちは😊
バドミントントレーナーのYukoです。
今日はこんな方に向けた動画です!
『バドミントンのためのトレーニングって何をやればいいのかな?』
『トレーニングメニューの組み方を知りたい!』
『トレーニングって大事だな!!』
『コロナの影響で体育館が使えないから、今トレーニング頑張ろう!!』
とっても素晴らしいと思います😊
では、トレーニングってどうして大事か??そして、どんな意識を持ってトレーニングをしたらいいのか??
そんなお話をしていきます✨
トレーニングができる=バドミントンが強い!!ではない
まずは、これです!
トレーニングがめちゃくちゃできる方がバドミントンが強いわけではない。
え!でもトレーニングって大事なんでしょ!?
はい!もちろん大事です!!
ただ、ラグビー選手のようなとても素晴らしい筋肉を持った選手が、バドミントンが強いか?と言われると違いますよね。
なので、筋トレの効果が100%競技力UPに影響するわけではないというのは、トレーニングの原則からも証明されています。
(参考)ジョイ・ホフマン「スポーツ生理学からみたスポーツトレーニング」
では、トレーニングやらなくていいの!?
それは違います。
トレーニングによって、身につけられた土台の上に、技術や戦術などのプレーに直結する部分があります。
なので、土台が大きければ、そこからの伸びしろは大きくなる可能性が高いということです。
例えば技術は元々高い!という選手なら、トレーニングによって、土台が大きくなり、さらに強くなる可能性が高いということです。
勿論、土台がすでにとっても大きい方もいらっしゃいます。
ただ、社会人プレーヤーの多くは、このフィジカルによる土台が完成されている方は少ないように思うので、この領域はチャンスでもありますね!!
桃田選手が、謹慎期間にトレーニングを積んで、より強くなって復帰しましたよね。
元々、とっても強い桃田選手であれ、適切にトレーニングを積むことで、そのパワーが上に上に行くことだってあるということです。
トレーニングの原則とは
では、どうやってトレーニングを積んでいくといいのか?
スポーツ生理学という学問にはトレーニングの原則というものがあります。
①特異性の原則 ②過負荷の原則 ③漸新性の原則 ④個別性の原則 ⑤収穫逓減性(しゅうかくていげんせい)の原則 ⑥可逆性の原則 |
これら1つ1つだけでもとても大事なので、詳しいことは、また別の動画でもアップしていきますね。
ただ、こんなにもトレーニングで考えることがあるんですね!
今日はこの中の『特異性の原則』ここに焦点を当ててお話ししていきたいと思います!
スポーツ生理学の観点から見ると、特異性の原則とはこのように述べられています。
特異性の原則とは「トレーニングによる適応は、トレーニングした筋、トレーニングで用いられた運動強度、トレーニングで使用する代謝機構、関節角度等のみ特異的に起こるもの」という原則である。
(引用:ジョイ・ホフマン「スポーツ生理学からみたスポーツトレーニング」)
簡単にまとめると、トレーニングでやった動きや負荷が競技に活きてくる。
ということです。
トレーニングをする際には、バドミントンで使われる動きを1つ1つ切り取って、それに負荷をかけていく。
そういったものが実際の競技によりつながるトレーニングだよ!ということです。
バドミントンをイメージしてトレーニングしよう!
例えば、ネット前のランジ動作をイメージしてみます。
お尻の筋肉がとっても大切だよ!というお話をしましたよね!
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
お尻大事だから、お尻の筋トレだけやろう!!
ということで、お尻単体を鍛えるヒップリフトだけをやるのではなく、こういう順番をイメージするのがオススメです。
①ヒップリフトでお尻の筋力つける ②お尻の筋肉を意識してネット前の ランジ動作練習 ③ランジ動作に負荷をかける |
こうすることで、より、ネット前の動作の強化につながるトレーニングになってきます。
勿論、これにフットワーク、そして、技術が乗ってくるとなおよさそうですよね。
説明しても、難しそうだな・・・と感じるかもしないので、簡単にできるオススメ方法があります!!
それはトレーニングをする時に
『これは、バドミントンのこの動作に関係ありそうだな!!』
これを考えてみることです😊
バドミントンからだ塾で紹介しているトレーニングは、プレーにつながりやすいものを選んでいますが、
『バド特化トレーニング』では、より実際のプレーに直結するトレーニングを紹介していますので、是非活用してくださいね!!
特異性の原則の活用して、さらにトレーニングでバドミントンレベルをアップしちゃいましょう😊
KOKACAREバドミントンスクールフィジカルトレーナー。中学校からバドミントンをはじめ、慶應義塾大学体育会バドミントン部でレギュラー選手になる。大手フィットネスクラブでトレーナー・マネージャーとして活躍後、パーソナルトレーニングスタジオKOKACARE立ち上げ。年間の施術人数は述べ2,000人を超える。
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