どちらかミスが多い片方を狙うということは、ダブルスで一番最初に考える戦術ではないでしょうか?
上手い下手、だけではなくミスをしやすい、ストレートに返ってくることが多い、ゲームを組み立てるタイプではない、など色んな要素を考慮してペアで話し合って、攻めパターンを考えると思います。
だからといって、どんな球も狙ったコースに返すということは難しいですよね。
その為の、箱ローテノックです!
動画を見ながらポイントを確認していきましょう。
今回紹介する練習メニューの初心者は・・・
基礎打ち&前後のフットワークを入れながら打つことができる状態です。
箱ローテノックの見本を見てみよう!
▼【上級への道】ダブルスでペアの片方を集中攻撃するなら | 箱ローテーションノック(バドミントン)
コートサイドに箱(目標物)を置いて、そこを狙って打ち返していきます。
部活動など大人数であれば1コートに
受ける側 2ペア(4人)20球×10セット交互に
ノッカー&球拾い&球渡し 2ペア(4人)
8人~
くらいの人数で練習ができます。
この練習の目的は二つ!
- 狙ったコースに返すこと
- ローテーションをスムーズに行うこと
が大切です。初心者の方であれば、ローテーションをスムーズに行うために、ゆっくりでもいいので前後の入れ替わりが、どのタイミングで行われるのか、ダブルスの動き方を覚えていきましょう!中上級の方は、できるだけ早いタッチで狙ったコースに落とすこと、また返球も緩い球ではなく、全て押し込むような強いショットを心掛けてみましょう。
ポイント
本数やセット数は柔軟に変更していただければ良いですが、2ペアで交互に入るのは変えずに行うことをおすすめします!
バドミントンの試合は、1ラリーが終わって少し休憩してまたラリーが始まる、インターバルトレーニングのような流れで行います。
持久力を上げるためにランニングもいいのですが、ノックで心肺機能のトレーニングも行っていきましょう!
ノッカーのポイント(初心者向け球出し)
初心者のペアに向けた球出しは、無理矢理ローテーションのタイミングを作るようにしましょう。
ローテンションを行うための球出し3パターンを紹介します。
①は左右に球を出してローテンションさせるパターンです。紫が後ろから打ち、クロスに返ってきたショートリターンをオレンジが取る、紫がいるハーフに返ってきたことで紫が前に出るので、オレンジは後ろに下がっていきます。
この球出しで気をつけたいのは、打ち返してきたと同時にシャトルを出すことです。打ち返した球を見てから出していたら、打った本人は初心者の方ほど真ん中に戻ろうとしてしまいます。
だから戻る暇も与えないタイミングでシャトルを出していきましょう。
紫一人に連続して球を出し、後ろ→真ん中→前と詰めて、オレンジは後ろに下がっていきます。この時も打ったと同時に球出しをしましょう。このローテンションをさせるときに気をつけたいのは、紫が後ろ、オレンジが前にいて、紫の目の前にオレンジが構えている状態であれば成立しません。真ん中を狙ってもオレンジが手を出すので、紫の前が空いているときにだけ、このパターンでローテンションが行えます。
③は前から後ろに動くローテンションです。オレンジがネット前に打ち返して、対角線に紫を動かす。この時に余裕を持って打てる球ではなく、速めのドライブのような球で紫の体勢を悪くします。そこにオレンジの後ろに打ち後ろに下がるように誘導します。
初心者の方は特に、前から後ろに下がるタイミングがわからない方が多いので、このパターンもノックの中に何回か入れていきましょう。
ポイント
今回の動画は真ん中から球出し、左右に狙う練習です。よりイメージを持って練習取り組みたいのであれば、左側を狙うなら左側から球出し、右側なら右側にすると、自分達が打った方向から球が出てくるので、実践のイメージがし易いでしょう。
▼ノック出しのポイントはこちらの記事も合わせて読もう!
受ける側のポイント(ダブルスレベルアップのために)
最初はルール(決め事)を作ってから練習に臨むとやりやすいでしょう
- トップアンドバックの陣形から始める
- 前衛は後ろを振り返らない、積極的に手を出す
- 打った後に足を止めない
- パートナーがいないところを守る意識を持つ
- 後衛は抜けてきた球に対応する準備をしておく
最初はこの5つのうち何個かを達成できるように取り組んでみてください。
ノックを受けながら前に出るタイミングやお、お見合いそうなタイミングなどは積極的に声を出していきましょう。決めに行くスマッシュを打つときと、流しながらラリーを組み立てるためのスマッシュを打つとき、を見極めることも大切にして欲しいです。
上がったから【打つ】のではなく、自分のいいタイミングでシャトルの下に入れたタイミングを見極めていきましょう。
クロスに打つのが苦手!という方は・・・
ドライブやレシーブであれば、普段打つポイントよりも奥にラケットを出して打つことを心掛けましょう。奥にラケットを出して肘を手前に引くイメージです。
オーバーハンドストロークでのクロスショットは、打ち終わりに方がクロスに向いている人も多いですが、肘から先でコントロールしていきましょう。
この練習で更にレベルアップ!
▼【攻め勝つ】ダブルス後衛の考える力を養う練習は… | 2:1アタックvsレシーブ(バドミントン)
2対1でアタック&レシーブの練習です。1は後衛のポジションで、攻めのショットを使いながら2の体勢を崩すことを考えて行っていきます。攻撃力となかなか決まらないことで忍耐力が養われます。
小学生や中学生の練習であれば子供たちだけで練習するのではなく、コーチが2の方に一人入り声を掛けながら行っていきましょう。決まらないスマッシュを打ち続けることは心が折れてしまいクリアーやドロップなどに逃げがちです。声がけしながら攻める気持ちを切らせないように、モチベーションをを保たせるのも大切です。
まとめ
どのレベルでも取り組んで欲しい、ダブルスローテーションノックの紹介でした。
今回の動画は真ん中から球出し、左右に狙う練習です。よりイメージを持って練習取り組みたいのであれば、左側を狙うなら左側から球出し、右側なら右側にすると、自分達が打った方向から球が出てくるので、実践のイメージがし易いでしょう。
チーム内に上手い人がいれば、初心者の方は上手い人とペアを組んでこの練習をすると、よりローテンションのタイミングやダブルスの動き方がイメージしやすいと思います。
こかけあ【one team】の練習会では選手と一緒に練習が行えます。選手と一緒にダブルスローテーションをしてみませんか?
次回の開催日は6月26日(日)14:30~16:30です。気になる!という方はぜひ、お問合せください。
普段の練習でもぜひ、この、箱ローテノックに取り組んでみてください!
KOKACAREバドミントンスクールコーチ。小学生からバドミントンを始め、岡崎城西高校・早稲田大学・豊田通商バドミントン部で活躍。インターハイ準優勝、インカレベスト8などの輝かしい成績を残している。2児の母として、子育てをしながら、コーチとして、今までの経験を活かし、『できた!!』が溢れるレッスンを心がけている。
この記事へのコメントはありません。