こんにちは!コーチのりえです😊
『シャトルすくい』ってのこと?なんて思うかもしれませんが、バドミントンを始めたばかりの人がバドミントンの練習姿や試合姿を見た時に一番に目に止まるところではないでしょうか。
シャトルすくいは正式名ではないですが、床に落ちたシャトルを、手を使わずに、シャトルに合わせてラケットをひょいっと動かして取ることです。その場から動かずラケットのみでシャトルを操る姿はかっこよく見えるし、コートの中での立ち姿がスマートに見えますよね。
シャトルすくいができるって凄いこと!
このシャトルすくいができる人はラケットの使い方が身についていると言えるため、初心者という呼び方を取ってもいいくらいです。
初めてバドミントンをやる人で、シャトルをラケットに当てることができる人はいますが、シャトルすくいがすぐにできた方は見たことがありません。
それだけバドミントン特有のラケットの動かし方なんだと思います。
ちなみに、このシャトルすくいができないと3つの問題が出てきます。
①初心者感がでてしまう、できないとなんかカッコ悪い ②シャトル集めやシャトルの受け渡しでの効率が悪い ③シャトルを拾うために屈むことで腰に負担をかけやすい |
ということで、早く習得したほうがいいことがわかりました!今回はシャトルすくいを習得するための3つのコツ・練習方法をご紹介します。
シャトルすくいを最短習得!3つのポイント
沢山練習すればいつかはできるようになるのがシャトルすくいですが、腰に負担はかけたくないですよね?
以下の3つポイントを理解して練習に取り組めば、最短で習得できるのでぜひ試してみてください。
一つ目はスプーンとお豆でイメージを掴みます。
イメージトレーニングをしてみましょう!スプーンをラケットを握るように持ち、お皿に乗ったお豆をどのようにすくいますか?大抵の人は利き手で外から中にスプーンを動かしてすくうことになると思います。右手であればお豆に対して右側から左側に動かします。
皆さん、できますよね?
バドミントンのシャトルすくいもこれと一緒のことです。スプーンが平たくなって長くなり、お豆がシャトルに変わっただけです。
このイメージをもつことでラケットの動かしかたと、小さいものをすくうときのイメージがついたと思います。
二つ目は、コルクの向きとラケットフレームの位置を合わせます。
シャトルのコルクを手前、自分側に向けます。この時、落ちているシャトルに対して自分で動いて合わせるのではなく、ラケットを使ってシャトルを動かしてコルクを自分側に向けましょう。ラケットの動かす感覚を身に着けるためにも、色んな動作をラケットで行うこともポイントです。
まずはシャトルとラケットを平行に置きますが、先ほどイメージした通り、スプーンで物をすくう時は乗せる面を上に向けていますよね?同じようにラケットの面を上に向かせるために少し寝かせるイメージでシャトルの横に合わせてみましょう。
三つ目は、手首と「三本の指」の動かし方に注目です。
ラケットを持つときは「握手をするように」と最初は教わると思います。
その時に親指と人差し指が特に力を強めにして持ち、その他3本の指は添えるように軽めに持つようにしましょう。
バドミントンではシャトルにあたるインパクトの瞬間に、この親指と人差し指以外の「3本の指」をきちんと使えるかでラケットワークの良し悪しがわかります。
シャトルすくいのときも、シャトルにあたる「瞬間」に手首を内側に捻りながら三本の指を握ってみると自然とシャトルをすくう動きができます。
シャトルすくいができたらシャトルキャッチに挑戦!
今回はシャトルすくいについて紹介しました。シャトルすくいを覚えれば、腰への負担が減るのは勿論、ラケットワークが良くなり初心者感が減ります。
①スプーンとお豆を使ってイメージトレーニングをする
②コルクの向きとシャトルの向きを合わせる
③手首と「三本の指」の動かし方に気を付ける
この3つのポイントを意識しながら練習に取り組んでみてください。
また、シャトルすくいができるようになれば応用で、飛んできたシャトルを空中でラケットでキャッチする練習にも挑戦してみてください。
違うのはシャトルが動いているだけ💡
注意するポイントは同じです👍
シャトルすくい、シャトルキャッチを習得で脱初心者です!
KOKACAREバドミントンスクールコーチ。小学生からバドミントンを始め、岡崎城西高校・早稲田大学・豊田通商バドミントン部で活躍。インターハイ準優勝、インカレベスト8などの輝かしい成績を残している。2児の母として、子育てをしながら、コーチとして、今までの経験を活かし、『できた!!』が溢れるレッスンを心がけている。
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