こんにちは!コーチのりえです😊
バドミントンを始めたばかりの方から、よく『スピンネットを打ちたい!』という言葉を耳にします😊
「スピンネット」のことは「ジャンプスマッシュ」と同じくらい認知されていますよね。
テレビやメディアなどのスポーツニュースでは、「桃田選手のスピンネットがすごい!」などゲームの中での注目シーンとして取り上げられているからですよね。
スピンネットで相手の体勢を崩せれば、ラリーを優位に進めることができるしエースショットにもなる。ぜひ習得したいショットです!
今回はそんなスピンネットの基本の打ち方と私なりのコツを紹介します。
スピンネットの基本は相手に合わせて!外から内!
スピンネットは右利きであればフォア側は内から外に向けて打つ場合と外から内に向けて打つパターンがあります。逆にバック側は外から内と内から外の場合があります。
これらは相手がどちらの手から打たれているか見てから、自分の打ち方を変えるとやりやすいです。
✓バックから来た返球で、フォア側なら外から内。バック側なら内から外。
✓フォアから来た返球で、フォア側なら内から外。バック側なら外から内。
となります。
これが何を意味しているかというと、シャトルの回転に合わせて打ち方を変えると言うことです。シャトルの回転に合わせてラケットを出し合わせて押し込むように打てば、自然とスピンがかかります。
※これが相手がサウスポーだと変わってきます
クロスで飛んでくるシャトルに合わせるのはレベルが高く少し難しいため、まずはストレートの返球に対してスピンネットを打つ練習をしましょう。
そのため、フォア側もバック側も外から内に向けてラケットを動かしてスピンをかける、それを習得するのが先決です。
💡ポイント💡
そもそもスピンネットの究極論は、相手コートでシャトルのコルク側ではなく羽根側が下向き、もしくは横向きで落ちていく時間を増やすことです。きちんとシャトルを見て打つ選手は、コルクが下を向いた瞬間を狙ってスピンネットを返球します。コルクにヒットさせなければ、思い通りにシャトルは飛ばず、アウトになったりミスすることになります。 |
練習の時に気をつける3つのポイント
練習の参考にしたいyoutubeです
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①踏み込んだ足に体重を一気に乗せない
シャトルとラケットが当たるタイミングで体重が踏み込んだ足にかかるようにすると、自然とラケットにも体重が乗ったことが伝わりラケットが押し出されるようになります。
②シャトルの回転をしっかり読む
シャトルの回転を読むことは、ヘアピンだけではなく全てのショットでの精度向上にも繋がります。
③親指と人差し指の微妙な力加減に注意
シャトルの回転に合わせて当てるだけでスピンは掛かりますが、親指と人差し指に少し力を加えると自然とラケットに力が加わりヘッドが動きます。その少しの動きでスピンが少し強くなります。ただ、スピンがかかりすぎるとネットを越えない、など問題がでてくるためこの力加減は沢山練習をして身につけましょう!
タンブリングネットって知ってる?
体操競技の「タンブリング」は床上での跳躍のことを言います。
そこから取られたであろう言葉、バドミントンでいうタンブリングネットとは恐らく「縦回転」のスピンネットに当たります。
前述したスピンネットの、インアウト、アウトインは横からコルクを擦るように打つのに対して、タンブリングネットは上から下にコルクを擦るようなイメージです。
初心者ではあまり使わないスピンネットですが、もしかしたらこっちの方が打ちやすい!という方は練習してみてください!
特にバックでのスピンネットはタンブリングネットは打ちやすく、そこからアタックロブも打ちやすくフェイントが掛けやすいショットです。
【上級編】スイートスポットからわざと外して打ってみる
スイートスポットはスポットとは言っているけど点を表しているわけではなくて、効率よくシャトルを飛ばすにはこの辺りで打つのが良いんですよ、というおおよその範囲(ゾーン)で示す場合が多いです。
バドミントンを始めたばかりのときは、スイートスポットで打ちましょう❗️ラケットの真ん中あたりで打ちましょう❗️と言われると思います。
ですが、スイートスポットで打つのが必ずしも良いと言うわけではないのです。
わざと外すことができれば、相手にとっては予想外の返球がくるので反応しづらく、いつもと違う回転をかけることができます。
上級者になればなるほど、ヘアピンだけでなくオーバーヘッドストロークでも意識してみるといいですよ👍
ぜひやってみてくださいね😊
KOKACAREバドミントンスクールコーチ。小学生からバドミントンを始め、岡崎城西高校・早稲田大学・豊田通商バドミントン部で活躍。インターハイ準優勝、インカレベスト8などの輝かしい成績を残している。2児の母として、子育てをしながら、コーチとして、今までの経験を活かし、『できた!!』が溢れるレッスンを心がけている。
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