KOKACAREバドミントンスクール、ヘッドコーチの竹内裕詞です。本日は、教育論的な話をしていきます!
よくされる質問の一つに、
どうやったらバドミントンができるようになるんですか?
というのがあります。
なかなか難しい質問ですね〜笑
多分、この質問の意図はいろいろあると思うんですよね。
①バドミントンが上手くなる『方法』を知りたい ②自分の場合の、バドミントンが上達する『近道』を知りたい ③頑張っても上達していないこの状況に、『共感』して欲しい ④バドミントンが上達する『体系』を知りたい などなど… |
まだまだあると思うのですが、いろんなパターンがあると思います。
そして今回は、④について教育学的観点から、紹介していきたいと思います。
というのも私は元々、教育業界、人事職を8年ほど仕事でがっつりやっていて、様々な年代の『教育』『マネジメント』をやってきてて、
ひょっとすると、バドミントンよりこっちの方が専門だからです(笑)
今から紹介する内容は、
もちろんバドミントンでも言える内容ですが、他のスポーツ、受験勉強や資格、英会話の習得などでも言えること!!
です。
なのでぜひそちらにも活かしていきましょう!
学び・習得の3ステップ
まずこちらの画像を見ましょう!
もちろん年代や習得する内容によっても異なってきますが、何かを学び、習得する過程では、、、
・INPUT(情報を仕入れる) ・OUTPUT(行動を起こす) ・THROUGHPUT(考える〈頭に汗かく的なイメージ〉) |
これらの段階をグルグル回っています。
上達が早い人というのは、このサイクルをすごいスピードで回していて、そのため日々成長していき、その都度『新しい課題』を獲得して、次なるステップへと進んでいきます。
つまり、上手くこのサイクルの中に入り、それを高速回転することが、『何かを習得するため』には大切です。もちろんバドミントンも。
ではそのためにはどうすればいいのでしょうか?
ポイントは2つです!
【POINT①】 『OUTPUT(行動)』から始める!! |
これはすごく大切なことです。
例えば、バドミントンの教本やルールブックを見て、『どうすればいいか考えてばかり』いる人がいたらどうしますか?
多分、
お前、とっととコート入って、まずは打ってみな!!
というんじゃないですか??
そう、まさしくそうなんです。
でも、意外にこれが出来ていない人が多い。
『ハイバックが打てな〜い』と言っている人がいて、そこでモヤモヤしているだけで、肝心のアウトプットである、打つという行為をしていないことが多々あります。まずはやってみようってやつですね。
さらに2点目、
【POINT②】 『INPUT』『OUTPUT』『THROUGHPUT』の仕組み化をする |
これ超絶大事です。
YOUTUBEを見て上手い人の動画を見ているだけでもダメ、打っているだけでもNG、モヤモヤ考えているだけでもアウト!
これらを行ったりきたりすることが大事なんです。
特に強豪校ではこの仕組みがしっかり出来ています。
【INPUT】コーチからレクチャーを受ける 【OUTPUT】やってみる 【INPUT】『こうやったらいい!』とさらに指導を受ける 【THROUGHPUT】『どうすればいいか?』考える 【OUTPUT】やってみる 【INPUT】練習後さらに質問に行く 【THROUGHPUT】毎日の課題の『練習ノート』を書いて振り返る …… |
でもみんながみんな強豪校や恵まれた環境にいるわけではないと思います。
だからこそ、これらを考えて上手く仕組みづくりをしていくことが大切なんですね。
もちろんKOKACAREバドミントンスクールでは、これらの仕組みづくりをしていて、LINEサポートとか、レッスンレポートでの振り返りなどしています。
何かが上手くいかない時、『自分のセンスを疑う』のではなく、『自分の行動や仕組みを疑う』クセをつけていくと、さらなる成長が出来ます。
ぜひ、実践してみてくださいね。
株式会社KOKACARE代表取締役社長、KOKACAREバドミントンスクールヘッドコーチ。中学校からバドミントンを始め愛知県代表。高校では進学校の旭丘高校に通いながらバドミントンに没頭。慶應義塾大学に進学し関東学生でベスト16。教育業界・人事職を8年勤め、現在は小学生から社会人まで幅広い年代のバドミントン教育に携わる。
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