こんにちは😊バドミントトレーナーのYukoです。
今日は『ウォーミングアップの目的と効果』をもっと詳しく知ろうー!!
というシリーズです✌
試合になると緊張して力が発揮できない💦
2ゲーム目のほうが力が発揮できる!
「もっとできるはずなのに・・・」って思う
私ってメンタル弱いのかな…
そんな方に読んでほしいブログです!!
試合でいつもの力を発揮できない
試合の後半になってやっと身体が動いてきた
そんな方はウォーミングアップに問題があるのかもしれません。
ウォーミングアップが大事だってことは知っているけれど、
なぜ大事か??という効果って実は知らない方も多いのでは??
今回はウォーミングアップの目的と、効果を知って、
試合でベストパフォーマンスを発揮できる知識をつけちゃいましょう!
ウォーミングアップの目的
では、ウォーミングアップの目的を確認しましょう!!
①体温・筋温を上昇させる
②関節可動域の拡大
③神経の伝達を促進する
④心の準備
これでしたね!
詳しくはこちらのブログで書いてありますので見てください😊
今回はウォーミングアップの目的の1つ『体温、筋温を温める』これの効果をお話します!
体温・筋温を上げる効果とは??
では、ウォーミングアップの中でも、体温・筋温を上げる効果
効果① パワーが上がる
パワーが上がるってすごくないですか??
バドミントンだったら、スマッシュが早くなったり!
フットワークスピードや跳びつくパワーがでるってことです😊
なぜなら、筋肉の温度が上昇することで、筋肉が柔らかくなります。
実際に鶏肉などをイメージしてみて下さい。
冷蔵庫に入れている時と、常温で出しっぱなしにしている時では、常温の時のほうがなんか、ムニムニしてますよね。
人間の筋肉も同じです。
こうやって柔らかくなることで、筋肉の収縮スピードが上がります!
また、内田先生の論文では体温が上がると、 神経から筋肉までの命令のスピードがスムーズになることもわかっています。
こちら論文のリンクを貼っておきますので、良かったらご覧ください。
内田大『ウォーミングアップにおける神経伝導速度の変化 』
こういった、筋肉の収縮速度上昇と、神経伝達速度の上昇によって、パワーがより発揮できるようになるんです!
効果② 試合中疲れにくくなる
試合中に疲れにくくなる!!??
魔法みたいですが、本当です!!
試合になると、いつも以上に疲れを感じませんか?
私はこの感覚凄いあります!
まだ5点なのに、そんなに強くない相手なのに、なんでこんなに疲れるんだろう…💦
こう思ったことが何度あるか・・・・😅💦
緊張などの心理的なものも原因に挙げられますが、ウォーミングアップ不足もあるかもしれません。。
何故なら、体温が上がると、筋肉に酸素を取り込みやすくなるということがわかっています。
酸素摂取量が上がると、有酸素運動がしやすくなり、長時間の運動が可能になります。
有酸素運動、無酸素運動にはこんな性質があります!
有酸素運動は、パワーは発揮しずらいけど、長い時間の運動できる
無酸素運動は、パワーは沢山発揮してくれるけど、持続時間は短い
バドミントンの試合中も私達は、この有酸素運動と無酸素運動を上手く使い分けながら、動いています。
体温が上がらない、つまり酸素摂取量が少ない状態で試合をスタートしてしまうと、無酸素運動の力を無駄に使ってしまいます。
希少な無酸素運動の無駄遣いで、、、
結果疲れてしまいます💦
体温を上げて、疲れにくくする!!これめちゃめちゃ大事ですよね!!
体温、筋温を上げる効果わかりましたか??
勿論真夏など、体温を上げすぎることへのデメリットもありますので、それはまた別のブログでお話します😊
試合でいつもの力を発揮できないなー!!そんな方は、ウォーミングアップ不足を疑って、試合に臨んでみましょう💪
KOKACAREバドミントンスクールフィジカルトレーナー。中学校からバドミントンをはじめ、慶應義塾大学体育会バドミントン部でレギュラー選手になる。大手フィットネスクラブでトレーナー・マネージャーとして活躍後、パーソナルトレーニングスタジオKOKACARE立ち上げ。年間の施術人数は述べ2,000人を超える。
この記事へのコメントはありません。