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【必見】バドミントンのノック練習ノック出し|ポイント解説

ノック練習やってますか?フットワークの強化や、反復練習に最適!やり方次第では心肺機能の向上や、コントロール練習にもなってきます。

チーム内のレベルが違うと、それぞれに合った強度の練習をするためにノックをします。

でもそのためには、狙ったところに狙ったペースで最適に出せるノッカーの技術が必要です。

コーチや指導者、手伝いをしてくれる人が多いチームではノッカーができる人がいると思いますが、選手自身がやらないといけないチームもあります。

経験がないとなかなかうまくできないのがノッカーです。

ノッカーにも上手い下手があって、ノックを受ける側は「あのコーチのノックは上手いし練習になるから、あのコーチがいるコートでやりたい!」なんて思っている人もいるのではないでしょうか?

今回はラケットで打つノックの、ノッカーのコツについて紹介していきたいと思います。

目次

  1. ノッカーのやり方
  2. ノッカーへの持ち方&渡し方
  3. ノックを出す時に意識すること
  4. まとめ

1|ノッカーのやり方

ノック練習ではノッカーのレベル次第で、練習効果が変わってきます。レベルが上がって行けば行くほどノッカーに対する要求は高くなり、コースや高さ、球のスピード、タイミングや間、フェイント、といったあらゆる要素が求められ、ノッカーの球出しの質が問われます。

ただシャトルを受け取って決められたコースに球出しをするというのは簡単ですが、それをどんな目的でやっているのかを理解し、球出しに反映させることは経験が無ければ難しいでしょう。

だからノッカーはチームの中でも上手い人であったり上級生が担うポジションで、私自身もノック出しを経験したのは大学に入ってからでした。

でもやってみて感じるのは、もっと早くからノック出しを経験したら良かった!ということです。

ノッカーを経験することで、相手の打ちやすいテンポや間、苦手コースなど分かってくるし、特にオーバーハンドストロークのコントロール技術が磨かれます。

決められたコースにシャトルを出すだけではなく、特に高さについての気づきが得られると思います。ただ、大切なノック練習の時間をノッカーの練習時間に当てるのは勿体ないので、自主練習でまずは受けてくれる人を探してやってみるほうがいいかもしれませんね!

2|持ち方&渡し方

ノッカーの持ち方もポイントですが、渡す人もノックを受ける人のことを考えて渡さなければいけません。私はノッカーに渡す人を担った時手間取っていたら「ノックに入っている人のこと考えて!」と怒られたこともありました。

ノック練習はそのコートに入った人みんなで成り立たせます。

ノックを上げる人、その人に渡す人、シャトルを集める人、ノックを受ける人、たまーに「あの人全然集めてくれない!」なんてこともありますが、自分が練習するためにもシャトル集めも大切です。

ノッカーの持ち方は、私の経験上この5つです。

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1個持ち

その名の通り一個ずつシャトルを受け取り、サーブのように打ちます。一番簡単な方法ですが、シャトルを渡す人がノッカーの出した手にきちんと渡す必要があります。早い球出しの場合は、それに合わせる必要があって二人の連携プレーになります。

2個持ち

渡す方は羽根側を二本の指で持ち、ノッカーは土台側を持って受け取ります。1個よりは渡す方に時間的余裕が生まれますが、テンポ良く受け取れないと、2球ずつで少し間ができてしまいます。

5個持ち

これは結構簡単にできると思うので、やってみてほしいです。重ねた5個のシャトルを受け取り、上にあるシャトルを投げて打ちます。

10個は持てない、でも早いテンポで球出ししたいなら5個持ちがおすすめです。

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10個持ち

ラケットを持たない手の前腕に乗せて持ちます。ラケットを持った手でシャトルを引き抜いて打つか、シャトルを持った手の先から落として打つか、二択かと思います。シャトルを持った手から落とすのは難しく、練習が必要ですがこれができると、ノッカーとしてかなり上級かと思います。慣れてこれば16個くらい持てるので、この方法が一番主流かもしれません。

20個持ち

球を渡す人が必要なくなり、効率良いですよね。これはかなり難しい!!この持ち方で上からノックを出すことは難しいですが、下から出す球であれば速いノックに対応できます。

渡す人の手間も減るため、人数が少ない状態でノック練習をするのであれば最適です。

3|ノックを出す時に意識すること

この二つが特に大切です。

  • 練習内容に適したノック出しをするということ
  • ミスをしないということ

例えばスマッシュプッシュの練習であれば、高く大きくあげて、ネット前に少し緩く浮いた球を上げる。

高く大きくあげるのは簡単かもしれないけど、プッシュができるかできないかの高さに上がること、スマッシュを打ってショートリターンが返ってくるであろうテンポで打つこと、が必要になります。

フリーのノックであれば、取れるか取れないかギリギリの球を狙ったり、下から出したり上から出したり変化を加えることも必要だったりします。

サイドの跳び付きであれば、背の高さに合わせるのは勿論、ジャンプした高さも考えられると最適です。

うまくなればフェイントをかけたり、一歩足を出したりしてより実践に近づけた球出しができるようになります。

例:球出しの(N字ノック)

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N字ノックをするにしても、大まかに3パターンが考えられると思います。

  • スマッシュネットやロブといったシングルスの練習なのか
  • 低めのドリブンクリアーやプッシュといったダブルスの練習なのか
  • コートラインぎりぎりを狙った「追い込まれた状況」の練習なのか

それぞれによって球出しが変わってきます。

スマッシュネットのN字ノックだった場合、後ろに低い球出しでスマッシュが打てない状況や、ネット前が高く浮いてしまいプッシュが打てる状況になってしまったら、練習目的が変わってきます。

「試合もどんな球が来るかわかないし・・・」と寛容にノックを受けられたらいいのですが、正直ストレスを溜めてしまう選手も多いかと思います。

だからこそノック出しは、練習目的にあった最適な球出し技術が必要です。レベルが上がれば上がるほど求められる球出し技術が求められます。

どうしたら良い球出しができるのか、シャトルの受け取り方や持ち方、足の出し方などを意識して、受ける側が目的に沿った練習ができるよう心掛けましょう。

4|まとめ

今回はノック練習、の中でもノック出しについて紹介してみました。ノック練習はとても有効的な練習ですが、ノック出しの質でその練習内容は変わってきます。ノック出しがうまくできる人がいないからノック練習をしない、というレディースチームの方のお話を聞いたことがありますが、ノック出しも練習になるので、ぜひ、取り組んで欲しい練習です。

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