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バドミントンの試合で力を発揮できるようになる!ランダム練習を使ったメニューの組み方

こんにちは😊Yukoです!

今日はこんなお悩みをレッスンでいただくので、スポーツ心理学を元にお話したいと思います🙌

基礎打ちだと打てるんだけど、試合では全然打てないし、力が発揮できない💦動くと全然ダメなのよね・・・

皆さんも経験したことあるのではないでしょうか?

例えば、基礎打ちで打つ際はスマッシュがロングリターンできるけど、試合になるとできない。

ドロップ交互など決まっているパターンの中では、綺麗なヘアピンが打てるけど、試合になると怖くてロブしか打てない。など、、、💦

こういったお悩みは、フットワークの練習やゲームの経験値をあげる!という解決策もありますが、もしかしたら普段の練習メニューの組み方に問題があるのかもしれません!!😱

今日は、ブロック練習・ランダム練習という専門用語を使いながら、試合で力を発揮できるようになるメニューの組み方を考えていきます😊

ブロック練習とランダム練習とは

はい!みなさんブロック練習・ランダム練習って聞いたことありますか??

ランダムに打つとかあの『ランダムでしょ!』と聞いたことある方も多いと思います🙌

結論をいうと、このランダム練習という練習方法は、ブロック練習よりも長期的にスキルとして記憶されやすい!つまり長期的に見ると効果があるというが近年の研究で明らかになっています。

バドミントンに当てはめても、『使える考え方だな〜』と思う部分が沢山あるので、紹介したいと思います✨

ブロック練習とは

ランダム練習と比較して出されるブロック練習。

ブロック練習とは、複数の動きを連続してまとめて行う練習のかたちであると考えられています。

例えば、バドミントンでいうと『基礎打ち』はまさにブロック練習です。

ドライブ(2分)

ドロップ(2分)

ロブ(2分)

プッシュ(2分)

レシーブ(2分)

クリア(2分)

スマッシュ(2分)

スマッシュレシーブ(2分)

ヘアピン(2分)

上記のような流れで練習したとすると、18分のブロック練習となります。

ランダム練習とは

それとは別にランダム練習とは、一回一回異なった動きをする練習と考えられています。

例えば、先ほどブロック練習で行った基礎打ちの18分間をランダム練習に変えてみると、ランダムに飛んできたシャトルに対して、相手がランダムに指定したショットを打つ!みたいな感じになりますね。

ノックで考えればわかりやすいです😊

例えば、コートの四角(フォア前・バック前・フォア奥・ラウンド)からショット練習をするとします!

フォア前から50本→バック前から50本→フォア奥から50本→ラウンドから50本

このように、200本を分けてやっていくのが『ブロック練習』

200本を4箇所のランダムに来るなかで、ショット練習をしていくのが『ランダム練習』です。

バドミントンの試合で効果を発揮するために

ブロック練習とランダム練習の効果を知る

ブロック練習とランダム練習では効果を発揮する場所が違うらしいです🤲

ブロック練習は、その日の練習としての効果は、ランダム練習に比べて格段に感じやすいようです。

皆さんもイメージできると思います!

例えば、100本連続でカットの練習をすると、その場所から打つカットの精度は練習前に比べて格段に上がりますよね!

なので、動作を習得する!ということに関しては、ブロック練習の方が効果があります。

ただ、試合で高いパフォーマンスを発揮できるのは、ランダム練習と言われています!

ランダム練習では運動記憶を引き出しやすい

なぜ試合で高いパフォーマンスを発揮できるのか?

これは、ランダム練習のほうが獲得された運動記憶が引き出しやすいからとか、長期的にスキルとして身に付きやすいから、と言われています✨

(参考)日本理学療法学術大会『ランダム練習で獲得された運動記憶は運動干渉に対する耐性が高い』

難しい言葉が出てきましたね・・・!

詳しく説明します!

ブロック練習では動作を習得する!ということに効果があると説明しましたね✏️

毎回同じフォームでカットを打つことはできるようになった。

でも、試合ではノックと同じ状況・同じ心理状態でカットを打てる場面はほとんどありません。

ブロック練習では、同じ状況下において高いパフォーマンスを発揮できるようになりますが、条件下が変わってしまうと、効果が少なくなりやすい👀

逆に、ランダム練習では、毎回ランダムに来た球に対して、シャトルを打つので、その度にカットを打つ動作について脳が働きます!練習でのカットの習得度合いは低いかもしれませんが、試合になった時にはブロック練習だけを練習しているよりも、高いパフォーマンスを発揮しやすい!ということなんです💡

運動記憶を引き出しやすいとは、このような意味なんですね😊

ブロック練習とランダム練習を使い分ける

じゃあ試合で勝つためには、ランダム練習だけをやればいいのか!!

ゲーム練習だけやっておいたらいいんじゃない🏸

そう思われるかもしれませんが、それも効果が低いのではと考察します!

例えば、そもそもカットが打てない・スマッシュがネットにかかる💦

そんな状態でランダム練習だけを行っても、今自分が打てるショットを最大限に発揮するだけになってしまいます。

大事なのは、『目的を意識すること』

今は、ショットを習得するためにブロック練習をする時間!

今持っているショットを、試合で高いパフォーマンスで使えるようにするために、ランダム練習を行う!

指導者の方はこれを意識してメニューを組むといいと思います😊

クリアが1番後ろまで飛ばないから、止まってクリアを打つ練習だけを延々とやる!!

のではなく、クリアを止まった状態で習得するメニュー!

今打てる範囲で、動きながらランダムに来た球を打って、その中でクリアも入れてみるメニュー!

両方を上手に使いながら、技術習得と試合でのパフォーマンスを高める練習両方を意識して取り入れてみて欲しいなと思います✨

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  1. nockpoint

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