こんにちは!!
KOKACAREバドミントンスクールコーチのこーたつです。
バドミントンをはじめた初心者なら誰もが『速いスマッシュでかっこよく決めたい✨』と憧れると思います。
今回はそんなご要望にお応えし、『速いスマッシュを打とうとするときに初心者が気を付けるコツ』を2つのポイントに分けて解説していきます。
そのポイントとは
1. 力みすぎないよう気を付ける 2. しっかり半身になり手打ちにならないよう全身の力を使う |
こちらです!
では次の章から各ポイントについて詳しく解説していきます。
この記事を読めば皆さんも桃田選手みたいなかっこいいスマッシュを打てるようになるかも!?
スマッシュを打つ時は、力みすぎないように
まず最初のポイントは『力みすぎないように気を付ける』です。
このポイントは非常に重要で、2つ目のポイントも、根本的には全身で力んでしまうことが原因で起こってしまいます。
特に初心者の方が強いショットを打とうとするとき、以下のような流れで、全身ガチガチに力を込めてしまうことが多いです。
速いスマッシュを打ちたい!!
→力いっぱいラケットを振らなきゃ💦
→ラケットを振る前から全身に力を込める💪
ちなみにこれはスマッシュ以外のクリアーやドライブといった、力を込めて打つショットに共通することでもあります。
打つ前から全身に力を込めすぎると、いざラケットを振る時や、シャトルを打つ瞬間に追加で力を込めることができずシャトルにうまく全身の力を伝えることができません。
全身の力を使って『速い』スマッシュを打つためには、ラケットを振り始める瞬間までは可能な限り脱力し、インパクトの瞬間に全身に力を込めてシャトルを打ち出す『0→100』の動きをいかに行うかが重要になってきます!
半身になり、全身の力を使ってスマッシュを打とう
先ほど書いた、シャトルに力をうまく伝えられない以外にも、全身が力みすぎてしまうことによって起るデメリットがあります。
①手打ちになってしまう ②身体が正面を向いたままシャトルを打ってしまう |
これらを改善することが、ポイントの2つ目『しっかり半身になり手打ちにならないよう全身の力を使う』になります💡
オーバーヘッドのストロークで大切なことは下半身で地面を蹴る力に始まり、身体の下から上に順番に力を伝えていくことです!
簡単に順番を書くと「地面→足→腰→肩→肘→手首→ラケット」となります。
全身が力んでしまうことによって、シャトルに対して正面を向いたまま腕の力だけでラケットを振ってしまい、この連動が崩れてしまいます。
その結果、下半身の力や、腹筋・背筋といった身体の力をシャトルに伝えることができなくなります。
また、シャトルとの『距離感』を掴みきれていないことも、初心者の方が半身になったり、手打ちになる原因だと思います。
距離感が掴みきれていないまま、ラケットをシャトルに当てに行こうとすると、ラケットが体よりも先に出てしまったり、シャトルに対して身体が正面を向き半身になれなくなってしまいます。
ですので、ポイントの2つ目『しっかり半身になり手打ちにならないよう全身の力を使う』がとっても大切になりますね😊
スマッシュのコツをマスターするための効果的な練習方法
最後に、ここまでに挙げた課題を解決するために効果的な練習方法を一つ紹介します!!
『スイッチ』という練習です。
この練習は、その場で前後に足を入替えながら手投げノックでスマッシュを打ち続けます。
シャトルを打つ場所は最初ネットの近くから始め、タイミングが掴めてきたら徐々にネットとの距離を離していき、最終的にはコートの一番後ろから打てるようになっていきましょう。
いくつかあるスイッチの目的の中でも
・ラケットを振り抜く感覚を身につける ・身体の入れ替えを身につける |
といった点が今回のポイントをマスターするのに適しています!
実際にKOKACAREバドミントンスクールのレッスンでも、初心者の方のオーバーヘッドフォーム構築やシャトルとの距離感を把握してもらう時に実施する練習の一つとして採用しています。
実際に練習を行う際のポイントは、
・速い球を打とうとせず脱力して行う ・腕の振りよりも腰の回転や下半身の動きを意識する ・空振りを恐れない ・腕の振りで距離感を無理に調整しようとしない |
しっかりシャトルとの距離感を掴めたら徐々にフットワークを使って動きながら打つ練習をしていくと速いスマッシュを打つ近道になること間違いなしです❗️❗️
KOKACAREバドミントンスクールコーチ。高校からバドミントンを始め、社会人になった現在も週4〜5日練習をおこなっているバドミントンオタク。高校時代は県大会初戦敗退程度の実力であったが、練習を続けることで社会人で県大会優勝を達成する。指導者がいない環境で試行錯誤しながらプレーしてきた経験を活かし、「初心者でもわかりやすい説明」を心がけている。
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