こんにちは😊バドミントトレーナーのYukoです。
今日は『ウォーミングアップの目的と効果』をもっと詳しく知ろうー!!
というシリーズの第2弾です!!
試合でいつもの力を発揮できない
私はスロースターターだ!
なんて思っている方はもしかしたらウォーミングアップに問題があるのかもしれません。
ウォーミングアップが大事だってことは当たり前に知っているけれど、
なぜ大事か??という効果って実は知らない方も多いのではないでしょうか?
今回はウォーミングアップの目的と、効果を知って、
試合でベストパフォーマンスを発揮できる知識をつけちゃいましょう!
ウォーミングアップの目的
では、ウォーミングアップの目的を再確認しましょう!!
①体温・筋温を上昇させる
②関節可動域の拡大
③神経の伝達を促進する
④心の準備
これでしたね!
詳しくはこちらの動画で書いてありますので見てください😊
今回はウォーミングアップの目的の2つ目『関節可動域の拡大』これの効果をお話します!
関節可動域の拡大の効果とは?
まず、効果を説明する前に、関節可動域の拡大についての前提をお話します!
ウォーミングアップでストレッチを行う。
これは、皆さんが行っていることだと思います!
ストレッチは大きく分けると2種類に分類されます。
スタティックストレッチと、ダイナミックストレッチです。
スタティックストレッチとは、筋肉をゆっくり時間をかけて伸ばすストレッチ。
ダイナミックストレッチは、反動をつけて、可動域を拡大させるストレッチです。
昔は、スタティックストレッチストレッチを運動前に行うというのが当たり前でしたが、
現在では、スタティックストレッチを行った直後に、運動を行うと、筋肉のパワーが100%発揮できないため、ダイナミックストレッチを行うことを推奨されています。
とはいっても、各選手によって絶対ではなく、スタティックストレッチを行うことが必ずしも悪いわけではない。
というような論文も出ており、色々な角度から、
どんなウォーミングアップ方法が良いのか?というのが研究されています。
つまり!!ストレッチは奥が深い!!ということです!
なのでストレッチについては、また詳しく別の動画でお話します!
ただ、なぜそのような議論がされているかというと、
ストレッチによって関節可動域を上げることが、大切だからです!!!
ということで、前置きに時間がかかりましたが、関節可動域を拡大する効果を紹介します。
①怪我の予防
怪我の予防。これは皆さん納得できるのではないでしょうか??
試合になると、どんな気持ちになりますか??
やっぱり「勝ちたい!!」って思いますよね!!
この、勝ちたいって気持ちは、普段の練習よりも身体を頑張らせてしまいます。
社会人の方なんて特に多いのではないでしょうか??
関節可動域が拡大すると、その部分の関節が動かしやすくなるということが、こちらの論文でもわかっています。
岡山裕美先生『 ダイナミックストレッチング前後の 関節可動域,最大筋力,表面筋電図の変化 』
逆を言えば、関節可動域の拡大がないと、いつもの練習よりも、その筋肉が動かしづらくなります。
その状態で、いつも以上に無理して、バドミントンをすることで、怪我のリスクが高くなってしまうんです。
運動会で、普段運動しないお父さんが張り切って怪我してしまう、なんていうのはこれに凄く近いですね!!
②パワーが発揮しやすくなる
パワーが発揮しやすくなる・・・・!!?
どこかで聞いたことありますね!
そうです!筋温・体温を上昇させるという回でもお話しました。
詳しくはこちらをご覧ください😊
筋温を上昇させることで、筋肉が柔らかくなって、筋肉の収縮スピードが上がる!
そして体温が上がると、 神経から筋肉までの命令のスピードがスムーズになる!
結果、試合でパワーが発揮しやすくなる🔥
という話でしたね!
実は、ストレッチの中でもダイナミックストレッチを行うことは、筋温を上昇させることにも繋がっていたのです!
ダイナミックストレッチは筋肉を収縮と弛緩を繰り返す運動です。
例えば、屈伸はハムストリングスの筋肉の収縮と弛緩を繰り返しています。
このような、収縮と弛緩を繰り返すことで、
筋ポンプ作用によって血液の循環が良くなり、筋温の上昇に繋がっているのです!
つまり、ストレッチで関節可動域を拡大させることは、
筋温の上昇につながり、パワーを発揮する手助けにもなっていたということですね!
関節可動域を拡大させる大切さわかりましたでしょうか??
特に、怪我予防の為には、関節可動域を上げることはとっても大切です!!!
しっかりウォーミングアップしての怪我は仕方ありませんが、
ウォーミングアップ不足の怪我は後悔が沢山残ります!!
まーいいや😅ではなく、自分の身体を守るために行ってくださいね!
KOKACAREバドミントンスクールフィジカルトレーナー。中学校からバドミントンをはじめ、慶應義塾大学体育会バドミントン部でレギュラー選手になる。大手フィットネスクラブでトレーナー・マネージャーとして活躍後、パーソナルトレーニングスタジオKOKACARE立ち上げ。年間の施術人数は述べ2,000人を超える。
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