こんにちは~!
KOKACAREバドミントンスクールのかくコーチです!
皆さん、緊張して失敗したことありますか?
初めて出場する大会、優勝目指して臨む大会、団体戦の勝敗が決まる最後の試合・・・などなど、緊張感を想像しただけでも身ぶるいしますね。。
思い入れが強いほど誰しも緊張するものです。
「緊張して力を発揮できない・・・」という方に向けて今回は記事を書いてみました!
いくつになっても緊張するのは誰でも同じだと思います。
私も社会人で初めて出場した全国大会。
緊張しすぎで自分の力を発揮できずにボロ負けしてしまいました。(実力的にも全く及ばなかったのですが)
でも実は緊張している状態は悪いことじゃないと知って欲しいです!
緊張と上手に付き合う「ウィズ緊張」で,自分の力を発揮するための方法や考え方をぜひご紹介したいと思います。
緊張してもいい
先ほども言っていますが一番知っていただきたいのは「緊張する」というのは決して悪いことではありません。
緊張している自分を受け入れることが始めの一歩だと思います。
「普段の練習の力が発揮できるかな」「3年で最後の大会で、負けたら引退だ」といった心配から緊張して安全なプレーしかできなくなってしまうのはよくある事です。
むしろ最高のパフォーマンスをしたいという強い思いの表れからくるものなのでそれは良いメンタル状態へ向かう途中なのです。
メンタルの状態には4段階あります。
①<やる気がない状態> 最初から勝てないと諦めてしまってはそこで試合は終了です。 また、リラックスしろとよく言いますが、リラックスしすぎて力が抜けてしまうことも良くない状態なのです。 |
②<怒りの状態> 上手くいかなくて怒ってしまうこと、対戦相手の態度が気に食わなかったこと、あると思います。 怒りの状態では自分をコントロールすることはできません。 そんな状態では良いパフォーマンスなんて出せるはずありません。 |
③<緊張状態> いつもの動きができなくて普段ではやらないミスが出ます。 しかしそれは最高の状態へなりたいという強い思いの表れです。 あと一歩で最高の状態になれると考えてみてはいかがでしょうか。 |
④<最高の状態は挑戦する気持ち> 緊張とリラックスのバランスがとれた状態で、自分の力を発揮して目標を達成しよう!という前向きな状態です。 やる気に満ち溢れた状態になります。 |
最高の状態へ
一流のアスリートは最高の精神状態、つまりゾーン状態をコントロールして作り出すことができると言います。
プレパフォーマンス・ルーティンという行動を取り入れることで、いつもと同じ動作を行って集中状態を作り出す方法があります。
分かりやすい例としては…
・ラグビーワールドカップで話題になった五郎丸歩選手のいわゆる『五郎丸ポーズ』 ・元メジャーリーガー、イチロー選手の打席に立った時の一連の動作 |
などがあります。
やるべきことに集中してルーティンを行うことで自分をコントロールできる自信が生まれ、集中力が高まるのです!
だからといって単純に『五郎丸ポーズ』を試合前にすればよいというわけではありません。笑
ルーティンは自分の成功体験と結び付けて行うことに意味があるものですから、自分なりのルーティンというものを決める必要があります。
日ごろの練習の中で自分の成功体験が強いものを選んでみてはいかがですか?
対策方法
緊張しても大丈夫とは言っても具体的に「どうすればいいんだよ!」と思うでしょう。
そこで実際の対策方法について3点ご紹介します!
1.声を出す
これは私が普段から意識していることで、試合中も意識的に声を出すようにしています。
緊張していると動きが硬くなりますが、声を出して体を温めるとすぐにほぐれてくるものです。
2.緊張の原因を書き出してみる
どうして緊張しているのかをアウトプットすることで客観的に見ることができます。
スマホのメモ帳でも良いので自分の中から外に出してみましょう。
緊張の原因を外に出してみると、やるべきことが明確になるのです。
3.普段からルーティンで行動すること
試合の日だからと特別な行動はせずに、普段と同じルーティンで試合に臨むことも大事です。
・朝起きる時間 ・いつもの食べもの ・着慣れたユニフォーム ・試合前のストレッチ |
毎日のバドミントンの練習は試合で力を発揮するために行っています。(今回はそういう主旨です)
「試合は練習のように、練習は試合のように」を意識してみれば試合だからといって特別緊張せず臨めるはずです。
いかがだったでしょうか。
誰しも緊張した経験はあるものですし、いくつになっても緊張がなくなることはありません。
まずは緊張していることを受け入れることがうまくいくコツだと思います。
そして一番大事なことは失敗してみてください!笑
多くの挑戦をして、失敗して、乗り越えて、少しづつの成功体験を積み重ねることで緊張とうまく付き合えるようになるのです。
(リラックスできる自然の写真です)
他にも緊張との上手な付き合い方を知っている!とか、私はこうしている!といった方法があればどんどん教えていただけると嬉しいです。
それではまたレッスンでお会いしましょう!
皆さま良い一日を!
【参考文献】
BabyStep(ベイビーステップ)(講談社・著者:勝木光)
中学校からバドミントンを始め、各種オープン大会での優勝、愛知学生選手権大会3位など輝かしい成績をもつ。大学卒業後は実業団選手として活躍。高校・大学ではキャプテン、実業団チームでも副キャプテンを務め、様々なレベルの選手のマネジメント、チーム育成プラン作成・モチベーションデザインなど、広くコーチングに携わっている。とにかく熱く、優しく、楽しい!
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