こんにちは!コーチのりえです😊
バドミントンを始めたばかりの方や、今まではシングルスばかりやっていたけど、ダブルスを始める方、ダブルスのローテーションって難しいですよね💦
初めて組んだパートナーと息を合わせて動くなんて絶対無理!なんて思っていませんか?
バドミントンのダブルスの基本の動き方さえ覚えておけば、どんなペアと組んでも自分の動き方で迷う必要はありません。
今日はバドミントンのダブルスの基本の動き方「三角」について解説していきます!
バドミントンのダブルスローテーションは位置関係が大事
ダブルスを始めた方はトップアンドバック、サイドバイサイドという言葉を耳にしたことがあると思います。
トップアンドバックは前後に並び攻撃主体のフォーメーション。
サイドバイサイドは横並びでレシーブ、守りを主体としたフォーメーションになります。それぞれを詳しく説明していきますね😊
トップアンドバック
ペアがコート上で前後にポジションをとります。
前衛はネット際で速いシャトルに反応しながら、ヘアピンやプッシュ、ドライブでラリーを作っていきます。
試合展開を有利に進めるためには、コースの先読みをするのも重要です💡
後衛は、前衛が決めやすくコースを読みやすいところに返球がくるように、ラリーの展開を作っていきます。
基本はスマッシュやカットなど沈めていくショットを打ちます💪
前衛がロブ、後衛がクリアーを打った時など相手から攻められるかもしれない、といった時にサイドバイサイドにフォーメーションが変わります。
また前衛と後衛が入れ替わるタイミングは、ハーフに甘いシャトルが来た時に後衛がスマッシュを打ちに来てそのまま前に詰めていく場面になります!
サイドバイサイド
ペア同士が横並びになって、相手からの攻撃に対応します。
レシーブの返球を強く、ドライブのように打ちづらいショットを放ち、守備から攻撃に変われるようにラリーを作っていきます👍
サイドバイサイドの時はレシーブが苦手な選手にシャトルが集中し、パートナーは助けることが難しいフォーメーションとなります。
サイドバイサイドからトップアンドバックに変わるタイミングは、レシーブでネット際すれすれに落ちて相手がロブしか打てない、となった場面や、ドライブ合戦となり前衛に詰めていくときにフォーメーションが変わります!
これら二つのフォーメーションが何度も入れ替わりながら試合が行われるのがダブルスでです🏸
このローテーションのタイミング、最初はなかなか覚えれないし簡単にできないですよね💦 だからこそ、今日のポイントである三角を覚えるのがおすすめなんです!!✨
三角でローテーションのタイミングは必然と生まれてくる
バドミントンのダブルスで言う三角とは、パートナー、シャトル、自分で三角を作ることです!
何がどの位置にあるのかを瞬時に判断し、その位置から三角を作るには自分はどの位置にいればいいのか、考えて動くことが必要になります!
そして自陣のコートをパートナーと三角に分けて動く範囲を考えることも必要です!!
画像を確認してみましょう。
Q、あなたはシャトルの位置とパートナーの位置を見て、どの位置に構えますか?
①パートナーが後ろにいるからトップアンドバックの形を変えない②パートナーが後ろにいてシャトルから遠い位置にいるからシングルのように真ん中に構える③パートナーとシャトルの位置から二等辺三角形の頂点になるところ |
正解は、、さっきから三角!と言ってるのだから、答えは③になります⭐️
それぞれの場所に立った場合の問題点を説明していきますね😊
①相手からのストレートの返球に対応しきれない②自分の守備範囲が広くなり2人いるダブルスなのに勿体ない③コート全体を2人でカバーし反応することがしやすい |
わかりやすく下の画像を見てイメージしてみましょう。
③の位置に構えて、三角で自陣のコートを分けるとこのような形になります。
二等辺三角形で構えて三角の部分を守ると意識すれば、コート全体を2人でカバーすることができます。
経験値があがり強くなっていけばもっと様々な陣形をとることになるかもしれませんが、まずはこの「三角」を覚えることでダブルスでの立ち位置がわかってくると思います👍
シャトルの位置と立ち位置が変わった場合も見ていきましょう。
これでイメージできたでしょうか?
サイドバイサイドの陣形で横並び、と言われるかもしれませんが、ダブルスの試合中横並び一直線に2人が構えることは滅多にありません。
強い選手の試合を見てみてください!👀
どちらかが少し前、シャトルの位置と予測されるコースを考えながらどちらかが少し後ろに立つようになっています。
バドミントンのダブルス練習は意識がとっても大事!
ダブルスを始めたばかりの初心者の方は、まずは「三角」を忘れずに練習に取り組んでみましょう!
2人で始めたのならば、共通認識で「三角」を意識させてあげるとローテーションの練習がしやすいかと思います。
初めは考えながら、バドミントンをするのが難しいと感じるかもしれませんが、段々と慣れてきますので、ぜひやってみてくださいね!
KOKACAREバドミントンスクールコーチ。小学生からバドミントンを始め、岡崎城西高校・早稲田大学・豊田通商バドミントン部で活躍。インターハイ準優勝、インカレベスト8などの輝かしい成績を残している。2児の母として、子育てをしながら、コーチとして、今までの経験を活かし、『できた!!』が溢れるレッスンを心がけている。
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