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『”壁”にぶつかったらどうする?』プラトー現象を知っておこう!

KOKACAREバドミントンスクール、ヘッドコーチの竹内裕詞です。本日はスポーツ心理学の内容について紹介していきます!

スポーツをやっていると、『壁』というものを自覚する瞬間があります。

あれ?順調なのに、何だか伸びなくなった…

とか、、、

努力してるのに、伸びてない…

なんて感じる時が誰しもあるはずです。

私もありましたし、今でもあります。

そうなると一般的な人はこう考えるはずです。

ここが自分の才能の限界なんだ…。これ以上は伸びない

こうやって諦めてしまうアスリートは非常に多いです。本日はこんな時の対処法について紹介します。

先に結論だけ話しておきますが、、、こんな時、、、

諦めるのは、まだ早い。

です!

『プラトー現象』を知っておこう!

まず『プラトー現象』について知っておきましょう!こういう心理が人間には働くんだと知っておくだけでも、自分を客観的にとらえることが出来て、努力の継続に繋がります。

【プラトー現象】

プラトーというのは、『高原』を意味する言葉。
頂上を目指して山登りをしていて、険しい道や崖をどんどん登って行ったら、突然ぽかっとひらけた高原に出た。

頂上は遠くに見えているのだけど、高原がどこまでも続いていて、いくら歩いてもどうにも上る気配がない……。

いわゆる『スランプ状態』で、平らな道が延々と続いているからこそ、不安になり、
『本当にこの道で合ってるの?』
『今なら引き返せるんじゃない?』
と焦ったり、諦めたりする人間の心の状態。

心理学という学問で名前がついているくらい、『よくある心の状態』であるということをまず知っておきましょう!

誰しも、みんな、よくあるんです!

で、どうする?

あ〜、プラトー現象だわ〜!よくあるやつね!

と前向きにとらえられた後はどうしていくのがいいのでしょうか???

この時期には、

やたら『難しいこと』『実践的なこと』を、やろうとする

傾向があります。

ただこれは理論的には正しくありません。

『難易度の高いこと』『実践的なこと』が欠けているのであれば、間違いなく練習を積み重ねたり、試合の出場回数が増えるだけで、結果に繋がっていきます。

しかし、現状そうではない…。

つまり、問題なのは、『基礎の基礎』なんです。

バドミントンであれば、、、

・ラケットの持ち方・グリップ
・回内・回外のやり方
・フットワークでの足の動かし方
・重心の崩し方や体重移動
・一つ一つのショットの確認
・足の入れ替え
など

まだまだありますが、これらの『基礎の基礎』がしっかり出来ていない可能性が高いです。

だからこそ、

今、自分は『プラトー現象』の真っ只中だ

と思ったら、やるべきなのは、

『基礎の基礎』からやり直す!!

これが大事です。

『プラトー現象』が現れるというのは、むしろ嬉しいことで、

自分は、『基礎の基礎』をないがしろにしていたんだな!

と自分のメンテナンスをすることが出来るわけです。

丁寧に一つ一つ点検していきましょう!

焦らず点検を積み重ねている内に、自分が雑にしているところを見つけることが出来て、爆発的に成長することが多々あります。

『プラトー現象はチャンスだ!』という気持ちで、『基礎の基礎』から振り返っていきましょう!

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