バドミントンのフットワークを速くしたい!という方、リアクションステップで上↑に飛んでいませんか?
・ノータッチで決められることが多い
・良い態勢で打つことができない
そんな方はフットワークに無駄な動きがないかチェックしてみるのもいいですよね!
沢山フットワークの練習をしたからって速くはならない、じゃあ何をするのか?
今回は「すり足」に注目して、バドミントンのフットワークにどう生かしていくか考えていきたいと思います!
すり足って何?陸上教室で覚えるすり足練習!
陸上教室で速く走りたい!という子たちのための練習メニューのひとつを紹介します。
まずは、体育館や部屋の中でスリッパを履いて走らせてみましょう!
速く走るためのポイントはいくつかありますが「ドタバタ走り」を直すための練習メニューでもあります。
スリッパを履いたまま足を出すと、そこに自分の体(体重)が乗っていきます。
自分の足 の上に重心が交互に乗ってかないときれいに前に進むことができません。
スリッパで走ってみると母指球に自然と体重が乗るようになるかと思います。
スリッパを履いた状態で走ると自然とすり足ができるので、すり足フットワークをやる前にスリッパダッシュをやってみるのがおすすめ!
すり足で走ると骨盤が安定し、重心をかけるポイントを体が勝手に理解し前に進みやすくなるということです。
初めはスリッパが脱げてしまい上手くいかないかもしれませんが「忍者走り」と考えながらやってみましょう!
すり足をどのようにバドミントンのフットワークで使うのか
先ほど練習した「すり足」を、実際バドミントンではどの場面で使うのか。
・サイドステップ ・クロスステップ ・ツーステップ ・スキップ |
アップをする際にこれらを全て「すり足」で行ってみましょう。「すり足」で動くと体が上下しないようになるかと思います。
⚠注意 飛び跳ねてこれらのステップをするのは良くない、という訳ではありません。
使いたい筋肉がどこかを意識するために「すり足」を使うわけで、しっかり跳ねてハムストリングやふくらはぎといった筋肉が刺激を与える動きも大切ですよ!
すり足を使ったフットワークで回数を競争しよう!
コートサイドに椅子を置いて向き合って勝負です!
ホームポジションで構え右、左、右と繰り返し動くのですが、10秒間の間に何回タッチできるか数えてみましょう。
回数で競うのも良いし、向き合った相手とどっちが速く10回触れるか勝負するのも、楽しみながらできますよね。
体の上下が大きいと無駄な動きが加わり、ロスが発生するので意識して行いましょう!!
ポイント!出した足の角度ってどうなってますか?
①はつま先をシャトルに向けてだします ②はサイドステップの要領でだします |
どっちが踏み込みやすいか、どっちが戻りやすいか、試してみましょう!
時と場合によりますが、戻りを意識するなら②のほうが速く戻れる気がしないでしょうか?
右足全体に重心がかかることで反動を利用して戻ることができます。
①の場合は母指球に重心がかかることで、大きく足を広げて安定した体勢を取るのに優れているかと思います。
時と場合によって足の出す角度を変える。これも上達へのポイントです。
右だけタッチもやってみよう!
フォア側のサイドレシーブをする時、右足、左足、右足と動かすかと思います。
この動かし方は変えないのですが、一度左に重心をかけて反動を利用して右足、左足、右足と動かしてみましょう。
反動を利用することで、スピードアップができるかと思います。
最初は大きな動作で動きを覚えて、少しずつ左に重心をかける動作を小さくすることで、
ラリー中に活かせるようになっていきます。
まとめ
母指球を使って重心移動がうまく使いこなせるようになると、フットワークは速くなります。
母指球&すり足を上手につかいことなすトレーニングにおススメなのは「チャイナステップ」です。
選手たちは試合前のアップなので使うトレーニングなので、ぜひ、お家トレーニングの一環で取り入れていきましょう!!
【限界突破】五輪メダリストが教えるフットワーク練習!【バドミントン 日本代表】
KOKACAREバドミントンスクールコーチ。小学生からバドミントンを始め、岡崎城西高校・早稲田大学・豊田通商バドミントン部で活躍。インターハイ準優勝、インカレベスト8などの輝かしい成績を残している。2児の母として、子育てをしながら、コーチとして、今までの経験を活かし、『できた!!』が溢れるレッスンを心がけている。
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