こんにちは😊コーチのりえです!
今日は、「ロブ」の上達のためのポイントをお話ししていきます。
バドミントンの「ロブ」はロビングアンダーハンドストロークを使って打つショットで、体のウエストより下の位置にきたシャトルに対して使います。
ロブはコートの奥深く飛んでいくことで長い滞空時間を生み出し、自分の状態を立て直したり、速いテンポのラリーのリズムを変えるときによく使われるショットです👍
このように説明すると逃げのショットのように思われてしまうかもしれませんが、攻撃的なロブもあります!!
アタックロブと呼ばれ、コースを狙って低く飛ばし相手の体勢を崩したりすることができます。
今回は基本のロブを覚えて、体勢の立て直しやラリーのリズムを変える一手を習得しましょう😊
まずは素振りで動きを覚える!ロブは「つ」と「C」
まずは、利き腕側の足を前に出しランジの姿勢を取ります。
上体はまっすぐ、出した足はしっかり床に着けた状態で、手を顔の前に上げてラケットを振ります。フォア側は「つ」の形、バック側は「C」の形を意識します。
なぜラケットの動かし方で「つ」と「C」を意識するかというと、ロブを練習する際によく起きる問題を防ぐためなんです💡
✓手打ち(手首から先だけ)になってしまう ✓手首が固定されてしまう ✓ラケットを後ろに引きすぎてしまう ✓肘を身体にくっつけてしまう |
これらの問題が起こっていないか、自分のロブをチェックしてみましょう!
忘れがちなポイント
ロブを打つ際にラケットを持つ手と逆の手はどうなっていますか!?
だらーんと下がっていたらカッコ悪いですよね😅
カッコ悪いだけではなく、体のバランスが取れず安定したショットが打てない、戻りが遅いなどの問題が起きます。逆の手もおろそかにせず、きちんと伸ばした状態でバランスをとるようにしましょう!!
素振りで基本の形ができたら応用編です🙌
手投げノック!シャトルに合わせて足を出す
次に手投げノックで練習してみましょう。
意識することは4つです!
①重心を低くシャトルの下に入り、シャトルを持ち上げるようにスイングする ②ネットと平行になるようにラケットを動かし、真上に打つ ③シャトルがネットの白帯あたりを通過するように打つ。 ④体を倒さず目線は落とさない、インパクト後は素早く足を戻す。 |
ちなみに、ラケットとシャトルが当たるインパクトのタイミングは、「つ」と「C」のちょうど曲がっているところです!
最初は遠くに飛ばないかも知れませんが、徐々に飛距離を伸ばすようにしていきましょうね😊
全く飛ばない、上にあがらない、という方は体全体が使えておらず、インパクトの力が足りていないのかもしれません。
前に出した足に力が伝わっている感じがするかな?🦶
しっかり「つ」、「C」が描けていいるかな?👀
一回ずつ確認しながら行ってみましょう❗️
高く深いロブを打つ時に考えることとは?
シングルスの場合
高く深いロブを打てば、次の準備をするのに余裕がうまれます。
それは相手も同じで、滞空時間が長いので、シャトルの下に余裕を持って入れるし、少しでも甘ければ打ちこまれてしまいます😥
だからこそ、きちんと四隅、バックバウンダリーラインを狙えるようになっておきましょう💪
ダブルスの場合
ダブルスの場合、本当に高く深いロブを打ってリズムを変えていいのか?その判断が難しいと思います。
テンポ良くドライブ合戦をしていて、パートナーはこのテンポをもっと上げて攻め込みたいと思ってるかもしれません。
また、相手もあと一球早い球が返ってきたら大きくロブを上げて体制を整えようと思っているかもしれません。
この駆け引き、読むのがダブルスの難しいところです!
高く深いロブを上げたら、ダブルスでは特に守りの意識をしっかり持ち、
・ドリブンクリアーが来るかもしれない
・鋭いスマッシュがくるかもしれない
・キレのいいカットが来るかもしれない
・ネットスレスレのドロップが来るかもしれない
・ハイクリアー合戦になるかもしれない
とあらゆるパターンを想定しておきましょう👍
自分が考えることができる分、相手も考えることができるのがロブ!
その分意識を高く持っていたら、ロブと使うことで有利に試合を展開できるかもしれません✨
深く高いロブを使って、追い込まれたときやリズムが悪い時のラリーの立て直しを覚えて、さらにレベルアップしていきましょう!!
KOKACAREバドミントンスクールコーチ。小学生からバドミントンを始め、岡崎城西高校・早稲田大学・豊田通商バドミントン部で活躍。インターハイ準優勝、インカレベスト8などの輝かしい成績を残している。2児の母として、子育てをしながら、コーチとして、今までの経験を活かし、『できた!!』が溢れるレッスンを心がけている。
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