スクールブログ

バドミントン的スピードの向上!敏捷性を鍛えてスピードで勝つ!

バドミントンにおける「スピード」と聞くと「スマッシュスピード」を思い浮かべる方が多いと思いますが、今回は「動きのスピード」に焦点を当てて紹介できたらと思います。

バドミントンのプレーを見ていて「あの人動きが速い!」なんて思ったとき、なぜそう感じるのか考えたことはありますか?

フットワークが速いということかもしれませんが、どのような要素が働いてフットワークが速いのか紐解いていくと、面白いですよ😊

小学生の時に勉強する速さの公式、距離÷時間=速さとは違って、バドミントンの速さ(スピード)はとっても複雑です!

バドミントンにおけるスピードって何?

人間の体力要素には、筋力、敏捷性、柔軟性、心肺持久力など様々な要素があります。

小学生の頃「体力テスト」を行ったことを覚えていますか?

運動特性(動きの特性)は、「すばやさ」「動きを持続する粘り強さ」「タイミングの良さ」「力強さ」「体の柔らかさ」の5つに整理できます。

すばやさは、反復横跳び・50m走

粘り強さは上体起こし・持久走・シャトルラン

タイミングの良さは反復横跳び・立ち幅跳び・ボール投げ

力強さは握力・上体起こし・ボール投げ・50m走・立ち幅跳び

体の柔らかさは長座体前屈で測ります👍

全ての要素がバドミントンには必要です!

「すばやさ」コートを動きシャトルに追いつく
「動きを持続する粘り強さ」フットワークを速いスピードで持続する
「タイミングの良さ」シャトルに合わせてラケットを振る、体を動かす
「力強さ」スマッシュを力強く打つ、シャトルに跳びつく
「体の柔らかさ」シャトルを追いかけ足を開く、手を伸ばす

この中でも特にバドミントンに必要と言われているのが「すばやさ」です。(敏捷性・アジリティとも言います)

一般的に敏捷性(アジリティ)は「すばしっこい」という表現をされるとしっくりくる方が多いようです!

バドミントンで敏捷性が発揮される場面とは・・・

フォア側に放たれたスマッシュをネット際にレシーブし、相手がバック側へプッシュしたとします。

このときに、バック側に球が打たれたのを認識したと同時に、体を逆方向へスビーディーに動かさなくてはなりません。この一連の動作に代表される素早い方向転換を行う能力を敏捷性(アジリティ)が発揮されています。

先ほどの場面で「よっこいしょ」といった言葉が似合うような動きをしていたら、遅いですよ!上半身がふらふらしている、足がドタバタしている、そんな風に見える選手は敏捷性(アジリティ)が弱いと思ったほうがいいかもしれませんね!

このような静止した体の一部、あるいは全体を別な方向へ素早く動かすスピードが「速い」選手のことを、バドミントン的「スピードが速い」と言えるでしょう。50M走はそんなに速くないのにコートの中の動きが速い選手は敏捷性(アジリティ)能力が高いのでしょう。

バドミントンで試合を戦うために必要な運動

先ほど説明した敏捷性(アジリティ)をバドミントンの試合時に使う運動としてより詳しく見ていきましょう!バドミントンの試合を戦うために必要な運動は7つに分けられます。

7個目の各種ストロークに関しては、意識して練習しているかと思いますが、その他6つの動きについてはどうでしょうか?この言葉は使われていなくてもアップやフットワークのメニューに入っているチームも多いかと思います。

スプリント(全力疾走)ストップ&ターンジャンプ(垂直方向に跳ぶ)リーブ(水平方向に跳ぶ)スピーディーな方向転換ツイスト(上半身と下半身をひねる)&ターン(体全体の方向転換)各種ストローク

参考:Get Fit For Badminton ジェイク・ダウニー著

言われてみればこの動きを使っているな、と思ってもこれらを意識して動かしていますか!?

例えば・・・目線はどこを向いていますか?👀

バドミントンは常に相手とシャトルを見ているのだから下に下がったりしていませんか?運動の切り返しのタイミングで力が抜けた様子はありませんか?そういった細かいところも意識すると、体の動かし方はどんどん変化していきます!

アジリティトレーニングのおすすめ

Yukoのバドミントンからだ塾

https://www.youtube.com/channel/UCQNAHAbWm1Bees_bc1NRkZw

を見ながらトレーニングをしてみましょう!アジリティトレーニングは初級編・中級編・上級編とレベルに合わせて選択してやってみましょう!

ラダートレーニングのおすすめ

三種類紹介しますが、ラダーを使ったステップは沢山ありますので、ぜひネットで調べてみてくださいね!ラダーがなくても、コートラインを使ったりイメージしながら跳ぶだけでも効果ありです!

その他トレーニング

バービージャンプ、胸付きジャンプ、前後ジャンプ、スタージャンプ、合図に合わせて前後ダッシュなど。

まとめ

バドミントンのスピードは「スマッシュ」だけではありません!コートの中をどれだけすばしっこく動き続けられるか!この「速さ」を鍛えてみましょう!ドタバタプレーが減って、かっこいいプレーに変わることができるかも?!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP