KOKACAREバドミントンスクール、ヘッドコーチの竹内裕詞です。本日は、トレーニングについて。
バドミントンというスポーツは『前腕の動き』をよく使います。スピードも速く、不規則なテンポもあるシャトルを捉えるために、常に腕を振り回すわけにはいきません。
つまり、『前腕の動きを中心にシャトルを捉え、強い球を返すこと』がとても大切なわけです。
ここで重要になってくるのが、『前腕の回内・回外運動』です。
今日は、この運動のトレーニングを紹介していきます!
回内・回外トレーニングのやり方と効果
①やり方
①テーブルや長イスの上にヒジから先をつける ②ヒジが動かないように固定しながら、 ③前腕をゆっくり正しく左右に回転させる |
まずはこの姿勢からスタートです!
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このとき前腕をアップすると、こんな状態になっています。
![](https://badminton.kokacare.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_5148-1024x643.jpg)
そこから小指を軸にして回していきます。
![](https://badminton.kokacare.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_5145-1024x840.jpg)
アップすると、小指が軸なのがわかりますね
![](https://badminton.kokacare.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_5150-1024x610.jpg)
そこから最後まで回転します。手のひらが床に着くまで。
![](https://badminton.kokacare.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_5146-1024x682.jpg)
![](https://badminton.kokacare.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_5149-1024x440.jpg)
②注意点
①小指を軸に回す! (小指が床やテーブルから離れないようにする) ②慣れてきたらスピードを上げていく! |
![](https://badminton.kokacare.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_5147-1024x583.jpg)
尺骨は握手をするときに下側にある骨で、これを軸に腕を回す(このことを回内・回外運動と言います)と、ヒジはブレません。
しかし、上側にある橈骨を軸に回してしまうと、ヒジが暴れて安定しません。
腕を回すときは、小指が床やテーブルから離れないように意識して行うと、尺骨を軸に回すことができます!
③効果
スイングが安定する!
![](https://badminton.kokacare.com/wp-content/uploads/2019/02/IMG_5147-1024x583.jpg)
もう一度こちらの画像を見てください!
見て分かる通り、前腕には尺骨と橈骨という2本の骨があります。スイングの安定性を高め、スピードのあるスイングをしていくためには、2つの骨を意識した動作が重要です。
注意点にも書きましたが、『必ず小指(尺骨)を軸に橈骨を動かすこと』を意識していきましょう!
腕が不安定だと肩や胸の動きにも影響が出てくるので、尺骨・橈骨を明確に意識して回すことを心がけていきましょう!!
慣れたらスピードを速くしながら、左右往復10回以上行うように!
バランスを身につけるため、左右両手とも行いましょう!
回内・回外トレーニングで、スイングを安定させつつ、スイングスピードを上げていきましょう。
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株式会社KOKACARE代表取締役社長、KOKACAREバドミントンスクールヘッドコーチ。中学校からバドミントンを始め愛知県代表。高校では進学校の旭丘高校に通いながらバドミントンに没頭。慶應義塾大学に進学し関東学生でベスト16。教育業界・人事職を8年勤め、現在は小学生から社会人まで幅広い年代のバドミントン教育に携わる。
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