こんにちは!コーチのりえです😊
バドミントンの練習というと、どのようなものをイメージしますか??
バドミントンの練習というと、最初から素振りや壁打ちなど「ラケット」を使った練習をしがちですが、実はラケットを上手に使いこなすためにも「前段階」の練習もとっても大事なんです!
なかなかラケットに当たらない、ラケットとシャトルの距離感が掴めない、なんて方はお家にある紙コップとシャトルを使って、今回紹介する練習に取り組んでみましょう!
また、ジュニアチームやバドミントン教室の最初にやってみると、子供たちが楽しく取り組めるのでおススメの練習方法です。
紙コップとバドミントンのシャトルを用意
必要なものは二つだけ、家でも練習できますよね!
シャトルの羽根の先端は、直径58m〜68mで作られています。紙コップは標準サイズの7オンスだと直径は73mと、シャトルよりも一回り大きい作りとなっています。
だから、きちんとコルクが下を向いた状態で紙コップに入れることができれば、スッポリと収めることができます👏
一人でやる場合は、利き腕と逆の手でシャトルを上に投げて紙コップでキャッチしてみましょう!簡単そうにみえて、これが難しいんです!!!
紙コップの向きとコルクの向きが合わないとすぐに弾かれます。
一番簡単なのは真上に投げて真っ直ぐ落ちてきてくれれば合わせやすいですよね?最初はこれで完璧に取れる感覚を掴みます。
慣れてきたら上手投げで少し遠めに投げて、足を出して取ってみましょう!
一緒にやってくれる人がいたら、上手投げ、下手投げなど、いろんな軌道でシャトルを投げてもらいましょう!いろんな軌道に合わせることで目が鍛えられていきます!
【応用編】手のひらに紙コップを乗せてラケットの感覚に近づけよう!
先ほどの練習では、紙コップを握るように持っていたかと思いますが、よりバドミントンに近づけるために手のひらに乗せて、手のひらをラケットの面と想定してやってみましょう。
コップのバランスも取りながらコルクの位置を確認して合わせないといけないので、難しいですよね!遊び感覚でやってみましょう。お家でやる場合は、親子で競ったりするのもいいですよね😊
この練習は主にネット前に入る時の練習で有効です。フォア前を取るイメージを想定して行いましょう。ネットの高いところ、真ん中、下と高さも変えて行えるとよいでしょう!
【上級応用編】ラケットを持ってシャトルのコルクをつっつく!
紙コップとシャトルで、シャトルの軌道や距離感覚が養われてきたらラケットを持ちましょう!
ラケットの先端を飛んできたシャトルのコルクに合わせて当てます。ラケットの先端に正しくコルクを当てることができると「カツン」と音が聞こえてきます。
この練習は手投げでもできますが、出来ればオーバーヘッドストロークの練習でやっていただきたいので、サーブを打つようにあげてもらいシャトルの下にフットワークで素早く入り落ちてきたシャトルに合わせて先端を当てます。
この時、肘は曲げた状態で、オーバーヘッドストロークをする最初の姿勢で行いましょう!肘が伸びきった状態ではいけません!
この練習をなぜするのかというと、
①シャトルとの距離感を掴む
②大振りをしなくなる
という点で効果を発揮します。
(シャトルの下に素早く入るフットワークの練習にもなります。)
特に②のオーバーヘッドでシャトルの下に入り、コルクに合わせてからラケットを振ればコンパクトになります。
なぜコンパクトな振りがいいかと言うと、相手に「コースを読まれづらい」というメリットがあります。
このコンパクトな振りをする時に使う動作で「ラギングバック」と言われる言葉があります。テイクバックとは違うの?
と思う方も多いと思いますが、この「ラギングバック」を意識して使えると、フェイントを効かせた球を打つときにも有効ですし、レシーブやスマッシュで強い球が打ちやすくなります!
「ラギングバックの説明はまた次回!」
まずは、ラギングバックができる前段階の練習で、コルクの向きの把握とラケットの先端をコルクに当てられるようになっておきましょう🙌
KOKACAREバドミントンスクールコーチ。小学生からバドミントンを始め、岡崎城西高校・早稲田大学・豊田通商バドミントン部で活躍。インターハイ準優勝、インカレベスト8などの輝かしい成績を残している。2児の母として、子育てをしながら、コーチとして、今までの経験を活かし、『できた!!』が溢れるレッスンを心がけている。
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