こんにちは😊バドミントントレーナーのYukoです。
突然ですが、こんなお悩みはありませんか??
- クリアが安定して飛ばない・・・
- 胸を張って力強いスマッシュを打とうとするけど、なんか上手くいかない
今日は、クリアやスマッシュなど力強いショットを安定的に打つために、
ある筋肉が、すごいサポートをしているんだよ!!
そんな話をしていきたいと思います。
論文でわかる○○筋のすごさ
その筋肉については、兒嶋 昇先生のこちらの論文で説明されています。
『日本トップレベルの大学バドミントン選手における オーバーヘッドストロークの筋活動』
( 論文についての詳しい内容は、こちらのリンクからご覧ください)
この論文では、
日本トップレベルの大学のバドミントン選手の
クリア、スマッシュ、ドロップを打つ時の、上半身の筋活動について述べられています。
その中で述べられている、ある筋肉がとっても凄いサポートをしていることが述べられていました。
クリアを安定させたい、、、
胸を張ってスマッシュを打ちたい!!
そんな皆さんにご紹介したいなと思います!!
その筋肉は、、、
『三角筋』です!!!
もう1度言いますね!!
『三角筋』です!!!
三角筋はスマッシュとドロップ、クリアとドロ ップ間に有意差が認められた(p<0.05)。これらのことから、スマッシュやクリアといった瞬間的に大き な力発揮を要するストロークでは前腕及び三角筋の活動が高くなり、大きな力発揮を必要としないドロッ プではこれらの筋活動が小さくなることが示された。
兒嶋 昇先生
『日本トップレベルの大学バドミントン選手における オーバーヘッドストロークの筋活動』
こちらの論文では
三角筋は、スマッシュやクリアなど力強いショットで沢山筋活動が行われ
ドロップなどの弱いショットの時は活動が少なかったようです。
三角筋とはどのような筋肉なのか?
そもそも、三角筋とはどのような筋肉でしょうか??
三角筋は、肩パットのところについている筋肉です。
腕を上げたり、腕を上げた状態で止めておく、こんな時に使われます!
ちなみに男性はこの筋肉が発達していると、カッコいいです!!😊
バドミントン選手も、この筋肉めっちゃ発達していますよね!!
では、この三角筋はスマッシュやクリアを打つ時にどんな働きをしているか??
それは、テイクバックの時に肩の固定をして、パワーを発揮させやすくする働きです。
支えるがパワーにつながる
以前紹介したこちらの動画でも話している通り、スマッシュを力強く打つためには、
大胸筋のSSC活動がとっても大切です!!
つまり、大胸筋をしっかり伸ばすと力強いショットにつながるということです。
SSC活動について詳しく知りたい方は、こちらの動画を見てみて下さいね😊
三角筋の役割は、このテイクバックをしたときに、胸を張った姿勢で肩関節を保持するということです!
では、その場でテイクバックをしてみましょう!!
三角筋が盛り上がりませんか??
これが使っている証拠です。
テイクバックをしっかりすればするほど、この三角筋も一緒に活動量が高くなります。
そして実は、、
三角筋は上腕が地面から平行に上げた時に、一番パワーを発揮する筋肉になります。
胴体と肩関節が90度の時です!
これはテイクバックの正しい姿勢に繋がりますね!
力を発揮しやすい、テイクバックの姿勢作りにも役に立つ凄い筋肉ですね!
ポイントは3つです!!
①スマッシュやクリアという力強いショットを打つ時には、三角筋が沢山使われる
②三角筋は、上腕が床から平行な場所で力を発揮する
③テイクバック時は三角筋が姿勢のサポートをすることで、力強いショットを生み出している!
なんか強いショットが安定しないなー!!
という方は、この三角筋も意識してみるといいかもしれません。
使ったらしっかりストレッチ
この大切な三角筋ですが、沢山使えば使うほど、筋肉には疲労が溜まってきます!
疲労が溜まって、肩を痛めたり、パワーを発揮できなくならないようにしていきましょう!
クリア、スマッシュなどでサポートの役割を担う大切な筋肉なので、しっかり練習後にストレッチしてくださいね😊
KOKACAREバドミントンスクールフィジカルトレーナー。中学校からバドミントンをはじめ、慶應義塾大学体育会バドミントン部でレギュラー選手になる。大手フィットネスクラブでトレーナー・マネージャーとして活躍後、パーソナルトレーニングスタジオKOKACARE立ち上げ。年間の施術人数は述べ2,000人を超える。
この記事へのコメントはありません。