こんにちは😊Yukoです!
今日は小学校低学年の親御さんからもレッスンでよく相談いただく『サーブ』について解説していきたいと思います✏️
バドミントンはサーブからスタートする競技です。
特に初心者の方同士の試合では、サーブだけでラリーの優位が決まってしまう!!なんてこともあります。
試合でもこれだけで点数が取りやすくなる可能性もあるので、皆さんのお悩みと合わせて、見ていただければと思います✨
バドミントンのサーブにはどんな種類があるの?
一言に『サーブ』と言っても、色々な種類のサーブがあります。
下の図を見てもらうとわかるように、サーブを打てる範囲はとても広いです👀
その中で、落とす場所・シャトルの高さ・シャトルのスピードを変えて打っていきます!
なので数を数えたら無限大にあるかもしれません。笑
ただ、大きく分けると打ち方は2種類です!
①フォアサーブ ②バックサーブ |
この2つです。
使われ方は、女子シングルスの試合ではフォアハンドサーブが多用されます。
ダブルス・男子シングルスではバックハンドサーブが使われることが多いです。
フォアサーブで奥まで高く打つショットを『ロングハイサービス』なんて言い方もします!
また、フォアサーブで低い軌道で打つサーブのことを『ドライブサーブ』と言うこともあります。
小学校低学年の試合では、ほとんどの子供がフォアサーブを使いますので、今回はフォアのロングサーブについて詳しく説明しますね😊
サーブを打つ前に知っておきたいバドミントンのルール
最初に知って欲しいのは、サーブのルールです!
バドミントンはサーブ周りのルールがとても多いのです⚠️
知らずに練習していると、いざ試合の時に注意をされてしまうこともあります💦
詳しいルールはこちらのブログで説明しているので、読んでみてくださいね!
ルールを知っていることで、小学校低学年の子供と、大人の違いが1番あるのは、このルールではないでしょうか??
床から 1.15m以下で打たないといけない(シャトルの筒3本分くらい)
日本バドミントン協会が出している競技規則
子供は身長が低いため、大人が腰より低い位置でサーブを打つのに対して、胸のあたりで打ってもルール上OKとなっています!後ほど紹介もしますが、少し横打ちのように見えるのも特徴かもしれません🙏
バドミントンのルールをもっと詳しく知りたい方はこちら↓↓
【初心者・低学年向け】バドミントンのロングサーブの基本的な打ち方
シャトルを上手に投げる
フォアハンドロングサーブを打つ流れを確認しましょう!(右利きの場合)
1, 左足前で半身になる 2, 左手でシャトルを落とす 3, ラケットにシャトルを当てる |
サーブとなると、ラケットを持っている手に注目がいきがちですが、実はその前段階!
『2,左手でシャトルを落とす』
ここがとても大切です!
①シャトルを持つ際はコルクを下向きに ②コルクが下向きで落ちているか? |
この2点を意識してみましょう👍
結構シャトルがくるくる回転している子が多いかと思います!
小学校低学年のお子さんだと、身長が低いため、ラケットが床に当たるのを防ぐためもあり、シャトルを投げてすぐに打つことが多いかもしれません。
その場合、より左手でシャトルを投げる技術が必要となるでしょう💡
打たないほうの手だからといって、侮ってはいけませんね🕶
ヒットする打点を定めよう
シャトルを投げたら、次は打つ動作に入ります!
次のポイントは、シャトルをヒットするポイント(打点)を意識することです。
シャトルを打つ高さは人それぞれ違いますが、ほとんどの選手は体の前でヒットしています!
考えてみれば、ロブのポイントも体の前で打つと言うことでしたよね⭐️
打点を前にすることで、空間ができ、ラケットの力がシャトルに伝わりやすくなります。
重心移動を意識してみよう
最後は少し難易度が高いです!
シャトルに当たるようになったら、より遠くに高く飛ばすために『体重移動』を意識していましょう!
合言葉は・・・
右足から左足へ!
写真のように、打つ前は右足に乗っていた体重が、最後に左足に移動しています。
このように、体重移動を一緒に行うことで、力強いサーブにつながります🔥
▼打つ前
▼打った後
小学校低学年向けのおすすめラケットはこちら↓↓
【初心者・低学年向け】バドミントンのサーブが飛ばない・空振りをしてしまう理由
ここからは、よくあるお悩みについてお答えしていきます!
『うちの子はこれかも・・・ 』と思ったら、ぜひ前段落のポイントと合わせて確認してみてくださいね✨
コルクの位置にラケットが出ていない
空振りをしてしまっている、ガシャってなる・・・
そんな悩みの場合は、そもそもコルクにラケットの面がしっかり当たっていない可能性があります。
①コルクはしっかり下をむいているか? ②ラケットの面は真っ直ぐになっているか? |
を確認してみてくださいね🗒
うまくいかない場合は、分解して練習してみましょう。
左手で投げるだけ!
親御さんが投げたシャトルを打つだけ!
最後に合体です🙌
肘から先だけ使っている
シャトルに力が伝わっていない感じがする、上にいっちゃう・・・
そんな方は、腕全体を使えていない可能性があります。
写真のように打った後、肘が曲がっていたら要チェックです!
極端ですが、肘を伸ばして一度練習してみましょう🏸
当てようと力が入っている
フォームはいい感じなのに、飛んでない・・・
そんな方は、遠くに飛ばそうと力が入りすぎているかもしれません😅
バドミントンは、不思議なことに強いショットを打つ際に、全身に力を入れてしまうと、ラケットや身体のしなりが、シャトルに伝わりません。
『脱力〜〜〜』を意識して一度打ってみましょう!
ロングサーブが上達するおすすめの練習方法
下投げキャッチボール
サーブだけでなく、ロブにも共通しますが、下からのショットは腕の滑らかな使い方が重要です!
ただ、運動能力的に体がうまく動かせない・・・
そんなお子さんは、まず下投げのキャチボールをやってみましょう✨
最初は大きなボールで股の下から相手に投げます🏀
段々と小さなボールで片手で相手にボールを投げます⚾️
小学校低学年のうちは、他のスポーツに触れることも、バドミントンにつながる部分がたくさんあります!
怪我予防の子供向け運動能力開発ボール↓↓
シャトルキャッチ
シャトルとの距離感がなかなか掴めない・・・
というお子さんには、シャトルキャッチボールがおすすめです!
実際にシャトルを使って行うため、シャトルの軌道や速さを体に染み込ませることができます🙌
ラケットを使わないなんて・・・と思いますが、運動能力の発達が著しい時期だからこそ、色々な身体の動きをウォーミングアップなどで、取り入れてみてくださいね!
こんな感じで、ラケットとシャトルの操作能力を上げるのもおすすめです!
手投げのロブノック
サーブに挑戦する前に、できるようになって欲しいのが『ロブショット』です!
シャトルが落ちてくる軌道は、サーブと違いますが、ラケットをフォアで振ることに特化して練習ができます✨
ラケットと腕の動きを覚えたい!という方は、まずはここから練習してみましょう!
ノックのやり方はこの動画を参考にしてね↓↓
こかけあkidsは日本最大級のバドミントンスクールが運営する、5歳〜10歳向けのバドミントンスクールです。幼少期に備えておきたいバドミントン技術の向上はもちろん、どんな競技や社会でも活躍できる人材の育成(非認知能力の向上)に力を入れています。現在、名古屋市中村区で開校しておりますので、お近くにお住まいの方はぜひ!無料体験にお越しください。
KOKACAREバドミントンスクールフィジカルトレーナー。中学校からバドミントンをはじめ、慶應義塾大学体育会バドミントン部でレギュラー選手になる。大手フィットネスクラブでトレーナー・マネージャーとして活躍後、パーソナルトレーニングスタジオKOKACARE立ち上げ。年間の施術人数は述べ2,000人を超える。
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