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『子どもの発達に大事!?』3つのゴールデンエイジとは?

KOKACAREバドミントンスクール、ヘッドコーチの竹内裕詞です!子育ての本などを読んでいると、よく『ゴールデンエイジ』という言葉を目にします。特にお母さんは聞いたことがあるのではないでしょうか?

でも『ゴールデンエイジってなに?それ美味しいの?(笑)』と聞かれると、返答に困りますよね?

『えっと、子どもの成長過程で…』とか、『確か”そろばん”とかやらせるといい時期よ!』みたいな返事しかできないことも。

そりゃ仕方ないですよ、専門家ではないわけですから!ただ、子どもに習い事をさせる上では、知っておいたほうがいい言葉ですので、本日はこの『ゴールデンエイジ』について扱っていきます。

ゴールデンエイジって、3種類ある

ゴールデンエイジとは簡単にいうと、「センス(応用力)を磨くことのできる時期」です。 運動神経が良くなる・スポーツが上手くなるための大切な時期として良く使われています。 しかしスポーツだけでなく、楽器等繊細な指使いを必要とするものなども当てはまり、何かを上達するのにとても重要な時期です。

年齢的には、3~14歳くらいのことを言います。

『えっと、子どもの成長過程で…』『確か”そろばん”とかやらせるといい時期よ!』というのは、決して間違いではありません!

ただゴールデンエイジというのは3種類あって、それぞれで特徴が違います。

①プレゴールデンエイジ(3~8歳)
②ゴールデンエイジ(9~11歳)
③ポストゴールデンエイジ(12~14歳)

この3つの違いについて見ていきましょう!

①プレゴールデンエイジ(3~8歳)

この時期の特徴は、『神経系の発達』です。この発達が著しいのがプレゴールデンエイジです。下の画像を見てください。

(引用)「どの子ものびる運動神経」かもがわ出版

これは、「スキャモンの発育曲線」と呼ばれていて、『どの年代にどんな能力が発達するのか』をグラフ化したものです。このグラフを見ると、子どもの神経は5-6歳までに急激に発達し、大人の80%にまで達していることが分かります。

この時期にさまざまな動作を経験することで、脳が刺激され、運動神経も発達していきます。

多種多様な運動をさせたり、敏捷性が身につくようなアジリティトレーニング、跳躍力が身につく『なわとび』などをしていくのが非常に大事です。

様々な運動やスポーツに触れることで、どんどん可能性が広がっていきます。

②ゴールデンエイジ(9~11歳)

先ほどの『スキャモンの発育曲線』を見てください。12歳では神経系の発達はほぼ100%で大人と同じ。つまり、あなたの今の運動神経も10-12歳の時につくられたものです。

この時期は、『ゴールデンエイジ』と呼ばれていて、特徴は『即座の習得』です。子どもの発育過程の中で、この時期が指導者として『一番驚く時期』でもあります!

『即座の習得』というのは、”見たものをすぐにできるようになる”ということで、指導者が見本を見せたりすると、子どもによっては、理屈など関係なくすぐにできるようになってしまったりします。

この時期は、”とにかく習得が早い”ので、一流のスポーツ選手を目指すのであれば、目指したいスポーツの身体の動かし方を、一気に習得していくのが良いでしょう。

そうではなくて、いわゆる”運動神経を良くしたい!”という考えであれば、様々なスポーツに応用できる身体の使い方を身につけていくのがGoodでしょう!例えばバドミントンであれば、『ラケットを振る動作』は『ボールを投げる動作』に近いものがあり、『バドミントンのフットワーク』は『サッカーやバスケなどでのステップ』とほぼ変わりありません。そういう意味でバドミントンを習い事としてさせるのはとてもオススメです。

③ポストゴールデンエイジ(12~14歳)

この時期になると神経系は9割程度発達しているので、急成長は見込めない時期でもあります。この時期の特徴は、『反復と思考』です。

急成長はしないからこそ、今までに身につけた『技術』のレベルを上げるために『反復』をし、これでいいのかな?と試行錯誤し、『思考』します。

プレゴールデンエイジ・ゴールデンエイジは、どちらかと言うと個人差はあれど、どの子どもにも訪れる、いわゆる『神さまがくれた成長』とでも言えます。

しかしポストゴールデンエイジでの成長は、まさしく個人差が大きい。『すぐに上手くならないからやめる』とか、『どうしたら上手くなるのか考えない』とか。だからこそ、ストイックに向き合っていく子と大きな差が生まれてしまう。

このポストゴールデンエイジで成長するためにも、プレゴールデンエイジ・ゴールデンエイジでの教育が大事で、まさしく『自分で考え、自分で取り組み、自分で繰り返す』というPDCAの習慣を身につけることが重要なんですね。

そこまで踏まえて、3つのゴールデンエイジに向き合っていくことが大切だと考えています。

ぜひこの3つのゴールデンエイジを踏まえた上で、『どんなスポーツが習い事にいいのかな?』『そろばんかな?』『楽器とかどうだろう?』というのをお子さまと考えてみてくださいね!

ただ一つだけ注意して欲しいのは、③ポストゴールデンエイジでの成長は、子どもが大人になっていくような成長です。だからこそ、ここで大きく羽ばたけるよう『子どもが納得いく習い事』や『家族も”ここなら”と任せられる環境』を選んでいきましょう。

株式会社KOKACARE代表取締役社長、KOKACAREバドミントンスクールヘッドコーチ。中学校からバドミントンを始め愛知県代表。高校では進学校の旭丘高校に通いながらバドミントンに没頭。慶應義塾大学に進学し関東学生でベスト16。教育業界・人事職を8年勤め、現在は小学生から社会人まで幅広い年代のバドミントン教育に携わる。

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