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『バドミントンは男女で練習分ける…?』練習・トレーニングの違いは?

KOKACAREバドミントンスクール、ヘッドコーチの竹内裕詞です。今日は男女で練習を分けるかどうか、練習・トレーニングメニューをどうするかという話についてです!

中学校・高校の先生とかだと、『バドミントン部の顧問をやって!』と頼まれ、『男女どっちですか?』→『どっちもだよ!バドミントン部の顧問をお願いね!』という場合が少なくないでしょう。

そこでよく聞かれる相談が、『男女で練習って分けた方がいいのかな?』『練習・トレーニングってどう違いをつけるの?』などです。

練習を分けるときってどんな時?

そもそもですが練習を分けた方がいい時とはどんな時でしょう?

・レベル差があって”練習の質が落ちる”
・コミュニケーションが出来ず”練習の質が落ちる”
・モチベーションが落ちて”練習の質が落ちる” など…

すでにお気づきだと思いますが、『練習の質が落ちてしまうな…』と感じる時に練習を分ける必要があるわけです。

例えば、レベル差がある人を一緒くたに練習していると、『そもそもコートに入る人数が多くてあまりコートに入れない…』とか、『まともにラリーが出来ない…』とか、『練習強度が低くて楽すぎる』など。

こういった事態が続くと、結果的に全員のモチベーションが落ちてしまうので、総じて練習の質が落ちてしまいます。

この場合は、早急にレベル別などにして練習を分けた方がいいでしょう。

じゃあ男女で練習はどうするの?

もうお気づきだと思うのですが、もし男女一緒に練習することで、『練習の質が落ちる』のであれば分けることは必要でしょう。しかしほとんどの場合、そういったことはありません。

またバドミントンは男女で試合ルール、コートの広さ、用具が変わる訳ではないので、練習・トレーニング内容を区別する必要もないです。

男女という分け方ではなく、あくまで個人として捉えて、その個人のレベルはどうなのか?を踏まえてコートを分けたり、時間帯を分けたりするのが良いです!

忘れちゃいけない、注意点。

ただ、一つ注意点があります!それは男女で戦法に違いがあることです。この点は考慮すべきです。一般的に、女子選手は男子選手に比べ爆発的なスマッシュのスピードがありません。スマッシュ力が弱いということで、シングルスではカットを多用したり、ダブルスではスマッシュを活かすために他のショットを混ぜて、対戦相手の反応が遅れるようにしていきます。

つまり実践的な練習では、戦法を必ず踏まえた練習になるので、男女を一緒くたにすることで、生まれる弊害が多くなります。この点は気をつけましょう!!

『男女だから分ける!』という思考は、どちらかというと固定観念で、むしろ思考停止になっていることが多いです。柔軟に個人ごとのレベルや特徴、体格や性格などを踏まえた上で、コートやグループ、練習時間などを変えていくと効果的です。

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