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『バドミントン奥原選手がプロ転向!』東京オリンピックに専念する強さ

KOKACAREバドミントンスクール、ヘッドコーチの竹内裕詞です。先日、女子シングルス世界ランキング2位(2018年12月28日現在)の奥原希望選手が記者会見で所属先の日本ユニシスを退社してプロ転向することを発表しましたね!

本当にすごいことだと思います。

奥原選手は全力でシャトルを追いかけ、粘るスタイルだからこそ、ケガも多く満足に戦えない時期が長くありました。

「奥原希望」の画像検索結果
(引用)Number web

東京オリンピックにまず出場するには、BWFワールドツアーという海外(日本での試合もあります)での試合に出場して、ポイントを稼がないといけません。

それに加えて、所属先の名前を背負って試合に出場する必要もあるので、日本国内での試合にも当然出なくてはなりません。

すると、試合は連戦続きになり、かつワールドツアーに回るためには、厳しい移動にも耐えないといけない。身体はボロボロになってきます。もちろん試合一つ一つを全力でプレーせずに、トリッキーなプレーやかわすプレースタイルで体力を温存できるタイプであれば話は別だと思います。

「奥原」の画像検索結果
(引用)毎日新聞

しかし、奥原選手は全力でシャトルを追いかけ、粘るスタイル。一つ一つの試合を全力でやっているからこそ、ケガの恐怖が付き纏うわけです。

だからこそ、今回プロ転向して、海外の試合に専念することにしたんですね。

プロ転向って何がすごいの?

そもそも他のスポーツではプロ転向というのはよくある話ではありますが、バドミントンではほぼ前例がありません。以前、賭博問題で取り上げられた田児選手は実質日本バドミントン界を追放され、今はマレーシアのプロリーグにいます。そういう意味では田児選手はプロ転向と考えることができます。

「田児」の画像検索結果
(引用)yahoo ニュース

ただ今回の奥原選手の場合は、東京オリンピックに専念するためのプロ転向。今まで当たり前にあった、ヒト・モノ(場所)・カネをなんとかしないといけません。

①ヒト(コーチ)

プロになることで、新たにコーチをつける必要が出てきます。そのコーチにはNTT東日本コーチの佐藤翔治さんが就くことになりました。実際にリオオリンピックでも指導を受け、そこでシングルスの幅が広がったためと言われています。

(引用)NTT東日本 企業サイト

佐藤コーチは、NTT東日本コーチと奥原希望選手のコーチの兼任という形になりますね。

②モノ(場所)

続いて練習場所です。練習場所に関しては日本代表の活動以外はパラバドミントンの練習場所であるヒューリック西葛西体育館を使用することになりました。

「ヒューリック西葛西体育館」の画像検索結果
(引用)岩崎電気 企業サイト

③カネ

こちらについては、プロ転向記者会見で一躍有名になった『太陽ホールディングス』がスポンサーとして奥原希望選手をサポートします。

『太陽ホールディングス』は化学品メーカーで、ソルダーレジストという”スマホを開けると中に入っている緑の基盤”の部品でシェア世界No.1を取っています。この部品のスマホのシェア率は100%とのこと。

「ソルダーレジスト」の画像検索結果
(引用)太陽ホールディングス

『かつては、零細企業だった太陽ホールディングスが世界No.1のシェアを取ることができたのは周りのサポートがあってこそ』

『だからこそ、同じく東京オリンピックで世界No.1を目指している奥原希望選手を応援したい!』と思いサポートすることに決めたそうです。

これだけの環境を整えるまでに、時間がかかったことだと思います。しかし、それでも環境を整えたのは、『東京オリンピックに全力で向かうため』。

ぜひ奥原選手に女子シングルス悲願の金メダルを期待したいですね!

ただ個人的には、奥原選手のプレーは全力で、勝ち負け関係なく心を打つものがあるので、とにかくケガなく100%の力で東京オリンピックに向き合ってくれたらと思っています!奥原選手ガンバレ!

株式会社KOKACARE代表取締役社長、KOKACAREバドミントンスクールヘッドコーチ。中学校からバドミントンを始め愛知県代表。高校では進学校の旭丘高校に通いながらバドミントンに没頭。慶應義塾大学に進学し関東学生でベスト16。教育業界・人事職を8年勤め、現在は小学生から社会人まで幅広い年代のバドミントン教育に携わる。

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