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高く深く飛ばすクリアーの練習【バドミントン初心者必見】

バドミントンのショットの中でも基本とされる「クリアー」はコートの端から端まで高く、深く飛ばします。最初はなかなか遠くまでとばせないかもしれませんが、諦めずに繰り返し練習していきましょう!

まずはクリアーを打つ際のスイングをチェックしよう!

クリアーを打つ際にチェックするのは7つです。

 1.グリップ
 2.かまえ
 3.半身になる
 4.左手(利き腕と逆手)でバランス
 5.スイング
 6.ヒット(インパクト)
 7.足の入れ替え

1.グリップ

グリップの記事を読んでいただきましたか?(ラケットの握り方合ってる?グリップはV字の隙間でプレーが変わる!)正しいイースタングリップで手首を使えるようにしておきましょう。インパクトの際に手首の力も伝えるためにはイースタングリップが必須です。

2.かまえ

かまえはシャトルを待つとき、ラケットを顔のわきでかまえるようにヘッドを立てて待ちましょう。ラケットヘッドが下を向いていると、オーバーヘッドストロークの最初のかまえまで、ラケットヘッドが上がっている状態よりもワンテンポ遅れてしまうことで、打つときに余裕がなくなってしまいます。

3.半身になる

半身になるのは腰の回転を効かせるためです。利き手側の足を引いて半身になれば、腰の回転を使えますよね。

4.左手(利き腕と逆手)でバランス

ボールを投げるときも大切ですよね!逆の手の位置です。両手は対称的な動きをしてバランスを取ります。わざと左手を動かさずに打ってみたら、バランスの悪さを実感できると思います。

5.スイング

スイングは腕が耳のわきを通るような軌道で振れるといいです。腕が耳から離れて横振りになると力がシャトルに伝わりづらいです。

6.ヒット(インパクト)

ヒット(インパクト)は飛ばそうとするあまり、いろんなところに力が入り筋肉ががちがちな状態で打っても、良いタイミングでのインパクトができません。またラケットのスイートスポットで打てているかも大切です。

7.足の入れ替え

足の入れ替えは、インパクトまでは左足が前ですが、打ち終わったら右足を前にして次への対応に備えましょう。右足を前に出すことで自然と腰の回転を促すことができるため、強いクリアーを打つために大切なポイントです。

打つ前から打った後までのポイントは問題ありませんでしたか?

クリアーを練習する際、あまり動きを入れずに練習することが多いかと思いますが、フットワークも入れて体全体の力を活用してスイングすることで「高く・深く・遠くに飛ぶクリアー」が打てます。

シャトル投げで感覚を掴もう!

ショートサービスラインから後ろに下がってシャトルを投げてみましょう!先ほど記述したポイントの7つを意識していただきたいのですが、「グリップ?」と思った方は親指と人差し指でコルクを持つことで、グリップの握りを覚えることができます。

ヒットのタイミングはシャトルをリリースするタイミングと一緒です。ボール投げが得意な方は綺麗な軌道でシャトルを飛ばすことができると思います。苦手な方はすぐに落ちてしまったりシャトルがクルクル回転してしまったりしますので、離すタイミングは重要です!

クリアーについてのQ&A

よくある質問についてまとめましたので確認してみてください!

Q どうしたらクリアーを飛ばせますか?

7つのポイントは確認いただけましたか?ラケットの面が切れていないかも確認してみましょう。インパクトの瞬間に力がしっかり加わるように意識することも大切です。クリアーを打った時の「音」に注目するのもいいかもしれません。「パンッ」と高い音が鳴っていたら良いのですが、その音が分からない方はうまい選手のクリアーを打つ姿を見てみましょう!

Q ラウンド側のクリアーがうまく打てません!どうしたらいい?

ラウンドザヘッドは体が後傾しながら頭の上でラケットを振るイメージで、窮屈な姿勢で打つことから、苦手とされている方も多いですよね。私が思う大切なポイントは、腹筋&背筋にプラスして体幹トレーニングが必要だと思います。

Q 体が小さいから飛ばないんですよね?

身長が低いから飛ばない、パワーがないから飛ばない、と考えている方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。小学生でもコートの後ろから後ろまで飛ばしています。強いクリアーが打てない、ということであれば筋力など体格の問題もありますが、「遠くに飛ばす」ということであればきちんと体を使ってインパクト出来ていれば飛びます。打った後の重心を前にする意識は忘れないでください。

Q どんな時にクリアーを使いますか?

追いこまれたときは、ハイクリアー(高く時間を作る大きくあげるクリアー)、追い込みたいときはドリブンクリアー(低い弾道で速く飛ぶクリアー)を使います。ラリーの流れを変えてリセットしたいときなどにハイクリアーで、時間に余裕を持たせて次の一手を考えたりして使います。

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