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空間認知能力を上げてバドミントン上達|ノートを書く

空間認知能力はどこに何がどのような形であるのかを把握する能力です。

バドミントンでは、

・どこにシャトルがあって
・どのような軌道で
・どのようなスピードで
・自分のコートのどこに飛んでくるのか
・落下地点に入るためにいつ動き出せばいいのか
・自分が打ちたい球を打つためにラケットをどの位置にだせばいいのか

など、これらを正確に判断する能力のことです。

この能力が高ければアウトになる球の判別力やダブルスの前衛だったり、レシーブだったり、いろんな面でバドミントンが上達すると言われています。

目次

1|空間認知能力とは? 
1-1|空間認知能力を上げる方法

2|バドミントンで必要な空間認知能力 
2-2|練習ノートで空間認知能力を上げる

3|バドミントンにおける空間認知能力のまとめ

1|空間認知能力とは?

3次元において、物体の位置や形状・方向・大きさなどの状態や位置関係を素早く正確に認識する能力のこと

と言われています。

幼児教育においても注目されている空間認知能力はスポーツ選手にとっても大事な能力です。

4歳の子に「ボールをキャッチしてね」とボールを投げます。

その子は、その場から一歩も動かず手も動かさず指先に当たって落としてしまいました。

なぜか?

・ボールをどのようにキャッチすればいいかわからない
(大きさに合わせて手を広げることや力をどれくらい入れたら掴めるのかわからない)

・どこにボールが飛んでくるかわからない

ということです。

その子も短い距離から練習していき、1か月もすればどんな大きさのボールでも1mくらいの距離であれば動いてキャッチできるようになりました!

子どもの神経系の能力はこの時期ぐーんっと伸びるのでやればやっただけ伸びていきます!

大人になってくると徐々に鍛えられる空間認知能力ですが当てはまることはありますか?

・事故をおこしやすい、事故にあいやすい
※車間距離がわからない、車のスピードが予測できない

・地図が正しく読めない、方向音痴
※周りにいるものを参考にしても自分がどの位置にいるかの把握ができない

・スポーツで活躍しづらい
※敵、味方の位置が把握できない、どこにどんなスピードでくるか予測できない

・絵がうまくかけない
※2.3次元の物を平面に記すには空間の把握ができないと上手に表せない

これらに当てはまる場合は空間認知能力が低いと言えるかもしれません。

現在は、幼児教育の分野でも「空間認知能力、空間認識能力」は注目されています。

子どものうちに空間認識能力が養われないと、将来的に「スポーツ全般の能力が伸びにくくなる」と言われているので、ぜひ小さい頃から鍛えていくことをおすすめします。

1-1|空間認知能力を上げる方法

サッカーの本田圭佑選手がやっている、空間認知能力をあげる練習!

子どもも大人も楽しく取り組めるのではないでしょうか?

子どもの遊びの中にも家の中での生活でも鍛える方法は沢山あります。

▼空間言語を使った言葉掛け

あれをあそこにおいてきて!ではなく、コップを上から二段目の棚のハートのコップの横に置いてきて、など物の名前がどこにどのように置くべきかを指示することで、想像力があがります。

▼折り紙、ジグソーパズル、レゴなどのブロック遊び

どうやったら自分が作りたいものが作り出せるのか、考えながら取り組めるし、手先の器用さも向上します。

2|バドミントンで空間認知能力を向上させる

バドミントンを続けていけば、シャトルを当てることには長けてくるかと思いますが、正確に打てているかも確認していきましょう。

カキンといったフレームショットが多かったり、ダブルスの前衛で抜かれることが多い人は、向上させていきたいですね!

持論ですが、ダブルスの前衛、タッチが上手な人は特にこの空間認知能力が高いと感じます。

私は前衛に入るとどこに手を出していいかわからなくなりますが、うまい選手に聞くと「ここにくるって予想できるからそこにラケット出すんだよ」なんて軽く返されたことがありました。

私はダブルスの前衛に入ったときに頭より前に来た球(目で見える範囲)に反応はできるけど、うまい選手は頭の後ろ(目で見えない範囲)まで手を出すことができていました。

これこそ空間認知能力ですよね。

2-2|ノートで空間認知能力を上げる

自分の試合映像を見たことはありますか?

もしくは友人、仲間の試合を最初から最後まで見たことはありますか?なければトップ選手の映像でも良いです。

自分がどこの空間が得意なのか、どこの空間に打つのが得意なのか、なんてのを把握するのも練習になります。

私は中学生の頃、クラブチームの小学生のシングルのベンチに入って、ノートを書いたことがありました。

簡単な分析の練習でしたが、コートを9分割したどこから打った球がどこのコートに決まったのか、をひたすら書き出して集計を取るのです。

エラーと判断したものは別に記録して、最終的にどのコートに決められやすいのか、を分析していました。

これを続けていくと、「次はフォア奥にクリアー打つんだろうな」なんてゲーム終盤には予測ができるようになっていきました。

自分の試合の分析ではしづらいですが、ゲームを横から見る、ということもやってみて欲しいです。

どの高さでのラリーが多いのか、高低差あるラリーができているのか、なども見ていくと面白いです。

練習ノートでは、アドバイスや気になることを記すのもいいですが、コートを平面や横からみて絵を書くのも、空間認知能力向上に繋がるのでやってみてください!

3|バドミントンにおける空間認知能力のまとめ

空間認知能力はバドミントンだけではなく、スポーツ全般、ビジネスでも生活面でも役に立つ能力なので、幼少期から意識的に取り入れていくことをおすすめします。

バドミントンの練習をしていくことで、

・どこにシャトルがあって
・どのような軌道で
・どのようなスピードで
・自分のコートのどこに飛んでくるのか
・落下地点に入るためにいつ動き出せばいいのか
・自分が打ちたい球を打つためにラケットをどの位置にだせばいいのか

など、空間を把握する能力はアップしていきますが、レベルアップをしていくためには、ノートなどに書き出してみることを私はおすすめします。

私もダブルスにおける前衛で手が出せる範囲を広げたいので、空間認知能力アップに頑張って取り組んでみたいと思います。

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