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『レシーブを限定せよ!』ダブルスでストレートにしか返球されないパターン

KOKACAREバドミントンスクール、ヘッドコーチの竹内裕詞です。本日は、『ダブルスにおいてストレートに返球される可能性が高い体勢』について考えていきましょう!

まず、前提ですが、、、

ダブルスにおいて、前衛は相手がショットを打つ前にコースを予想して、そのコースへ体を動かしておく!!!

これを忘れずに。

もし予想が外れたら、、、それは後衛がカバーしましょ。

なので、前衛は、相手の返球を前衛が早くさわる!そうすれば、得点できる可能性が増します。

そのためには、

①前衛は相手が打つ前に球が飛んでくる方向を予測する。
②予測した方向に動き始める

ということが大切です。

ただ①をするためには、判断材料が必要です。この判断材料の一つ、『ダブルスにおいてストレートに返球される可能性が高い体勢』紹介していきます。

ストレートの可能性が高い体勢

まず、どんな状況かをイメージしましょう!

【状況】
・前衛が相手のボディまわりに差し込む球を打てたとき
・その上で以下のようなレシーブ体勢をつくれたとき

この場合はおおよそストレートです。もちろん技術が高い相手では例外はありますが、その場合は後衛がフォローです。

バドミントンに限らず、他のスポーツでも、勉強でも、仕事でも、

例外ばっかり考えるな!!!!!!

例外を考えすぎて、混乱している様子(笑)。まずはセオリー通り!

脱線しますが、これすごく大事です。

95%はセオリー通りなのに、残りの5%の例外の対策をしてしまう、、、

時間に余裕があるなら構いませんが、どう考えたって、まず95%を潰しましょう。というわけで、セオリー通りのストレートの可能性が高い体勢の見極めをしていきましょう!!

バック側ストレートへの返球率が高い体勢

(引用)マルチアングル戦術図解 バドミントンの戦い方

まずは前衛が画像のように、『フォアに差し込む球』を打てた状況を想定してみましょう。相手からすると、フォアにグッと差し込んでくる球で非常に返球しづらい状況ですね。

体より後ろや体の正面で取っているような感じです。

そこで、こんな体勢になったとしましょう。

すると、前衛選手にとってのバック側ストレート、つまりAゾーンへの返球がほとんどになります。なので、前衛選手は先にAゾーンへ動いておいて、ラリーを決める。

フォア側ストレートへの返球率が高い体勢

次は前衛が画像のように、『バックに差し込む球』を打てた状況を想定してみましょう。相手からすると、バックに差し込んでくる球で、体より後ろや体の正面で取らされ、非常に返球しづらい状況です。

そこで、こんな体勢になったとしましょう。

すると、前衛選手にとってのフォア側ストレート、つまりBゾーンへの返球がほとんどになります。なので、前衛選手は先にBゾーンへ動いておいて、ラリーを決める。

このように、前衛選手が1発で決めずに、1発目でコースを限定させ、2発目で仕留めるという『2手詰め』を覚えていくと、一段と前衛の決定率は上がります。

コースを限定するショットを自ら打ち、そして仕留める。

さらなる前衛力を求めていきましょう!

【参考文献】

・マルチアングル戦術図解 バドミントンの戦い方(ベースボール・マガジン社)

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