KOKACAREバドミントンスクール、ヘッドコーチの竹内裕詞です。本日は、バドミントンの競技力に直結する『視野を広げる』目のトレーニングについて紹介していきます。
バドミントンだけでなく、どんなスポーツでも、
視野を広げよう!!
なんてことはよく言われます。
ちょっと脱線しますが、最近話題のサッカー漫画『アオアシ』では、主人公の青井葦人が持っている秀でた能力が、
『視野の広さ』
となっていて、何とも面白い観点で書かれています!
ただ視野を広くすると言っても、色々ありますが、本日はとても基本的な目のトレーニングを紹介していきます。
目トレーニングのやり方と効果
①やり方
①頭を静止した状態で頭と首の付け根を手で押す ②目をゆっくり上下左右に大きく動かす ③最後は大きく円を描くように目を動かす |
まずは、全体の雰囲気を画像から確認していきましょう!
このように、頭を固定して、上下左右に動かしていきます。『目だけを動かす』のがポイントです!
ただやってみると、
なかなか、頭の固定ができない…。
という状態になりますので、頭の固定についても見ていきましょう!
そこから小指を軸にして回していきます。
このように、手で首(頭の付け根)を覆い、手のひらで押すとうまく固定できます。
②注意点
①目とつながっている後頭下筋群を手で触りながら固定 (目とこれらの筋肉がつながっているイメージもできる!) ②頭は動かさない! (目を使ったとは言えず効果が小さくなる) ③目と体を分離する意識を持つ |
目と体の分離ができていないと物を目で捉える能力が低下していきます。
逆に言うと、目を動かさないように体を動かしたり、体を動かさないように目を動かすなどしていくと、物を目で捉える能力が向上します。
『分離』を意識した動きを行っていきましょう。
③効果
視野が広がる→姿勢もよくなる
先ほどお伝えした通り、、、
目の動きは首の後ろ側にある筋肉(後頭下筋群)とつながっていて、大きく前後左右に動かすことで首に刺激が与えられます。
目の可動域が広がると、目の周りの筋肉や首回りのバランスが整えられて、首のねじれも調整できます。
また『視野』と『姿勢』は連動しているので、視野が広がると自然と姿勢もよくなってきます!
すると同じフィジカルトレーニングをしても効果に違いが出てきたりします。
もちろん逆も然りで、目のバランスが悪いと、左右や上下回旋の動きを阻害することもあります。
毎日『上下左右各5回→そのあと円を描くように動かす』くらいでOKなので、目のトレーニングをして、視野を広げていきましょう!
【参考文献】
・片山卓哉のバドミントン ボディ革命 体リセット(ベースボール・マガジン社)
株式会社KOKACARE代表取締役社長、KOKACAREバドミントンスクールヘッドコーチ。中学校からバドミントンを始め愛知県代表。高校では進学校の旭丘高校に通いながらバドミントンに没頭。慶應義塾大学に進学し関東学生でベスト16。教育業界・人事職を8年勤め、現在は小学生から社会人まで幅広い年代のバドミントン教育に携わる。
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