こんにちは😊
今回はバドミントンのガットが切れてしまうことについて解説していきます🏸
練習時にガットはどれくらいの頻度で切れますか?
ガットがよく切れてしまう場合は原因が存在します🧐
原因を知って、ガットを長持ちさせる方法を解説していきます💪
ガットが切れる原因
ガットが切れる原因とは?
ガットが切れやすくなる原因として3点あげられます。
①下手切れ(プレー面) ②グロメット(道具面) ③寒い環境(環境面) |
以上の点があります。
この3点について解説していきますね😊
原因その①:「下手切れ」
「下手切れ」とはラケットの端側でガットが切れることを下手切れと言います。
バドミントンは中央のスイートスポット付近で打つことが理想とされますが、端側で打つとシャトルの飛びが悪かったり、フレームに当たってしまい意図しない所に飛んでいったりします。
ラケットの端はガットが折り返しているため、強い負荷を何度もかけるとガットが耐えきれずに切れてしまう原因となるので気をつけましょう!
原因その②:「グロメット」
グロメットとは、ラケットのガットを通す穴に付いている道具です。
グロメットはガットがラケットフレームの角で切れないように保護するとともに、ガットがフレームに食い込む事を防止する役割があります。
グロメットは消耗品で使っていると時々割れていたりしますが、それがプレー時にガットに触れてしまうと切れてしまう原因になります。
新しくガットを張っても割れたグロメットが原因で切れてしまうと非常にもったいないことになるので、グロメットにも意識を向けてみよう!
原因:その③「寒い環境」
ガットは気温によって変化します。暑い時期はガットが伸びて緩みやすくなりますが、冬の寒い時期はガットが縮んで切れやすくなります。
ガットが細く高いテンションほど影響が出るので、冬場にガットがよく切れてしまう方は対処方法を参考に対策をしてみてください。
3点の原因をあげましたが、対処方法を知っていると防止ができます。
次は対策方法について解説していきます💪
対策方法
「下手切れ」の対策
下手切れの対策として「ラケット中央に当たるように練習する」が近道です💡
バドミントンを始めた頃は中央に毎回当てるのは難しく、フレームや端に当たったりしましたね。
バドミントンの練習を繰り返して、ラケット中央のスイートスポットに当たる感覚を掴むと、当てた時に分かるようになります。
端に当たると飛びが悪くなったりしますが、中央にしっかり当てるとすごく飛ぶ感覚になりますね!
ガットが消耗したら自然と切れますが中央側は端より長く持ちます。
ラケット中央でガットが切れることが理想とされているので、中央でガットが切れることを意識して練習してください💡
「グロメット」の対策
グロメットは消耗品のため、ガットを何度か張り替えたり試合や練習で使っていくうちに擦り切れたり割れたりします。
そのままの状態でガットに当たるとガットが切れてしまう可能性があります。
また、グロメットをそのまま使うとラケット本体にもキズをつけてしまい最悪ラケットが折れてしまう可能性もあります。
グロメットは自分で交換できるし、お店に頼んで交換してもらうことも出来ます(有料になる可能性もあります)
グロメットはガット張りをするたびに消耗していくので、ガットが切れた時にグロメットの向きを変えることで、長く使うことが出来ます💡
グロメットのメンテナンスが出来ると、自分の愛用するラケットを長く使うことが出来ます🏸
KOKACAREのガット張りでは、グロメットの状態も確認して作業をします🏸
「寒い環境」の対策
ガットの性質として、冬季など気温が低くなると縮みやすくなり切れてしまう要因となります。
そのため、冬季はガットのテンションを少し下げる(1pさげる)方法や太いガットに変えてみる方法があります。
(例) 《細いガット》YONEX:アルティマックス太さ:0.65mm 《太いガット》YONEX:NANOGY95太さ:0.69mm |
例にあげた細いガットと太いガットの差はわずか0.04mmですが、ガットの強度はぜんぜん違います!冬場にガットが切れてしまう方は、上記の方法を試してみてください💡
次はガットを長持ちさせる方法を解説しますので、ぜひ参考にしてください😊
ガットを長持ちさせる方法
ラケットケースで保護しよう
試合や練習でラケットを使った後はどの様にラケットを保管していますか?
ラケットをソフトケースなどに入れてバッグの中にしまう形が多いと思いますが、バックの中の状態やラケットを多く入れたりすると、中で混ざってしまいラケット本体やガット部分を知らぬ間に傷つける可能性もあります。
ラケットケースにはソフトタイプの他にハードタイプのケースがありラケットの保護に最適です🏸
ラケットバックを持ってよく移動する場合はハードタイプのラケットケースも
使ってみましょう!
ラケットケースに関してこちらでも解説していますので、参照してください😊
グロメットのメンテナンス
グロメットはガットを張り替えるたびに消耗していきます。
そのまま使い続けると、ラケットに影響したり消耗したグロメットがガットに当たると切れてしまう原因にもなります。
グロメットはガットを張る前に回転させることで、再利用が出来ます!
これを繰り返して、グロメットが潰れてきたらグロメット本体を交換します。
また、割れているグロメットがあったら交換しましょう!
グロメットの交換は工具を使ってつけ外しが出来ますが、交換対応が出来るお店もあるので確認してみてください💡
ガットの張替えのタイミング
ガットが長く使えると助かりますが、ガットは時間が経つとゆるんで打感が悪くなります。
ガットを張り替えた時の打感はすごく良いですね💡
ガットを張ってから伸びると性能が落ちるため、定期的な張替えをすることでガットの性能含めて維持が出来ます💡
ガットの張替えのタイミングは3ヶ月ぐらいに一度とされています。
さらに、季節の変わり目に出来るのが理想です。
ガットの消耗が少ない場合でも夏や冬を越えたぐらいに張替えをオススメします😊
夏場はガットが伸びやすく冬場はガットが縮みやすいので、春頃にテンションを高めに秋頃にテンションを低めにする形もあります。
自分のプレイスタイルや環境に合わせたガットやテンションにして、気持ちよくプレーをしましょう😊
まとめ
バドミントンのガットが切れる原因について、いかがだったでしょうか❓
切れる原因と対策を知ることで、ガットを長持ちさせる事ができます😊
ガットを長持ちさせて、バドミントンをもっと楽しくプレーしましょう🏸
KOKACARE編集部スタッフ兼デザイナー。
KOKACAREバドミントンスクールの魅力や裏側を皆様にわかりやすくお伝えします!
学生時代は女子サッカー部のキーパーとして活躍。
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