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1234ステップでオーバヘッドストロークの習得|シャトルに体重を乗せる

オーバヘッドストロークの練習で1234と唱えながら動いてみよう!

自分の中にしっくり来る言葉を頭の中(声に出してもOK)で唱えながら体を動かすことで、習得速度があがります!スポーツオノマトペという言葉もあるように、動作やインパクトのタイミングを擬音で表現してみます。

今回の動画では「1234」で伝えてますが、もしかしたら「タン、タ、バン、タ」が良い人がいるかもしれません。自分にしっくりくる掛け声を考えながら、動画をみてみましょう!

前回紹介した体周りのショットを習得したら、オーバヘッドストロークの習得に向けて取り組みます!この練習は体全体を使ってオーバヘッドストロークを使うことで、勢いをシャトルに乗せることで強く遠くに飛ぶ球が打てるようになります。

「シャトルに体重を乗せるのが苦手だな」って方も、基本に戻ってステップを入れて打つ、この連取に取り組んでいただきたいです。

動画で確認!オーバヘッドストロークの練習

▼【超大事】バドミントン初心者がオーバーヘッドストロークを身につけるにはこの練習

  1. 足だけでステップを確認
  2. 上半身も使ってステップを確認
  3. 手投げノックで打ってみる
  4. ラケットノックでタイミングを確認

この手順で取り組んでいきましょう。

「1.2.3.4」の足の使い方は(右利きの場合)

  1. 左で蹴り出し
  2. 右足でタメ
  3. 左足を右足に引きつける
  4. 右足を前に出す

右利きの方はYuko コーチ、左利きの方はひでコーチを参考にしてもいいのですが、動画を見ながら練習できるなら動画を「鏡」のように使って、右利きはひでコーチ、左利きはYuko コーチを見ながら合わせて動くとやりやすいかもしれません。

それぞれの項目を細かく確認!

①足だけでステップを確認

まずは、動きのイメージを作りましょう。右利きの場合で説明していくので、左利きの方は逆で確認してください。
①左で蹴り出し②右足でタメを作る③左足を右足に引きつけながら腕を振り④右足を前に出す、という流れです。

ここで大事なのは、右足を後ろに引いて左足を後ろに引いて、と考えるのではなく【引きつける】ということです。

バドミントンでは【体重移動】がきちんと行えないと、速く動くフットワークや、体重が乗った重い球がうまく打てません。この体重移動を意識するために【引きつける】というイメージを頭に入れて欲しいです。

②上半身も使ってステップを確認

右足と右肩、左足と左肩を同時に前後で動かしていきます。このとき注意して欲しいのが、足は大きくステップしているのに肩(上半身)は小さな動きになってしまうことです。

画像で確認してみますが、今どちらのステップになっていますか?

1本線で動くのか四角に動くのか、どちらが正解とあるわけではないですが、最初は四角の動き方を習得したほうが、戻りやすさ、次への動き出しがスムーズにできるのが特徴です。シャトルに体重を乗せるイメージを持ちたいなら直線で動いてみましょう。

③手投げノックで打ってみる

これは飛ばして貰っても良いですが、ラケットノックよりも手投げノックのほうがタイミングを合わせやすいのが特徴です。受ける側は「1234」のステップで3のタイミングで打ちます。

ノッカーが投げるポイントは、掛け声(1234)に合わせて、1でシャトルを持っている手をテイクバック、2で投げる、3は無くて、4で次のシャトルを持つ、を繰り返していきます。

④ラケットノックでタイミングを確認

③でやったことをより実践に合わせて行っていきます。手投げノックとラケットノックの違いは、シャトルの滞空時間です。

手投げであればある程度落ちてくるスピードや落下地点の予測がしやすいと思いますが、ラケットノックだとノッカーのラケットの振りによってスピードも落下地点も変わってきます。それに合わせるということで、より実践に近い練習が行えます。

それぞれのコーチの打ち方のクセを確認!

それぞれのラケットノックでの打ち方を見ていきます。

ひでコーチは、左足を引いて「溜め」の時間が長いです。打つタイミングも右足を引いたタイミングで数字で言うと「2」と「3」の間に打っているイメージです。先ほど説明しましたが、ひでコーチは直線に近い形でステップを踏んでいて、シャトルに体重を掛けていることが見受けられます。
また男子選手特有の「ジャンプスマッシュ」の習得を目指しているのであれば、ひでコーチのように「溜め」を作る癖をつけておくと、次のステップへ進みやすいです。

Yuko コーチは基本に忠実なステップで、「3」のタイミングでシャトルを打っています。動きも四角で、初心者の方はまずこちらのステップを見て真似していきましょう。ラケットを持っていない手の位置、使い方も意識して見てください!右足を引いてラケットを引いた時に一緒に動いています。

ショットに体重を乗せるとは?

そもそも、体重を乗せる、というのはイメージのような言葉で、溜めた力をインパクトの瞬間に発揮させて強く重いショットを打つ、ということです。

なぜ体重を乗せる、という言葉になるかと言うと、溜めを作るときに重心がそこに掛かります。その掛かった重心をスムーズに腰の捻転やスイングに合わせて素早く移動させて逆足に掛ける、その動作の間にインパクトが訪れてきます。

また、溜めをつくるときは体がブレないように、ヒザを軽く曲げます。深く曲げすぎると重心が後ろにかかりパワーが発揮できません。

例えば垂直跳びで手を使わずに高く跳びたい場合、しっかり屈むか、軽く膝を曲げるか、どちらが高く跳べるかと言ったら後者になると思います。

これは上下の動きですが、同じようにオーバーヘッドストロークで前後の動きにして考えてみましょう!深いタメより軽くタメを作ること、力むよりもスムーズな体の回転を意識していきましょう。

このタメを作るのに「1234ステップ」の練習はおススメですが、更に「シャトル投げ」をすることで自然なオーバーヘッドストロークの形が習得できます。ぜひ、やってみてください!

【基本が大事】バドミントン初心者がスマッシュを打つためにはこの練習から

まとめ

1234ステップを使ったオーバーヘッドストロークの練習について解説していきました。ここが分からない!もっと詳しく解説して欲しい!そんな方は、ぜひコメントいただけると嬉しいです。

オーバーヘッドストロークでクリアーやスマッシュが飛ばない、うまく力を伝えられていないな、なんて感じている方は、ぜひこの練習に取り組んでみてください!

▼合わせて読もう!

クリアーが飛ばない、という方はこちらで紹介しているチェック項目を確認してみましょう。1234ステップの練習で意識するポイントでもあります。

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