こんにちは😊
バドミントントレーナーのYukoです。
今日はこんな方に向けたブログです!
「スマッシュスピードをアップしたい!」
「角度をつけたスマッシュが打ちたい!」
「スマッシュの詳しい身体の動きが知りたい!」
こんな方です!
スマッシュを力強く打つためのポイントの1つに大胸筋のSSC活動がありましたね!
詳しくはこちらの動画をご覧下さい。
大胸筋がしっかり伸びることで、縮む力が大きくなり、スマッシュの力強さにつながるよ!というお話でしたね😊
今回は、インパクトの瞬間の関節の動きという観点から、スマッシュスピードアップのコツを紹介していきます!
論文紹介
今回はこちらの 湯 海鵬(とうかいほう)先生の論文をもとにお話しします。
論文のリンクはこちらに貼っておきますので、良かったらご覧ください。
湯 海鵬 『バドミントンのスマッシュ動作における腕運動のメカニズム』
この論文では、スマッシュの動作中の関節の動きを三次元で分析しています。
その結果、上級者はスマッシュの時、肩関節、肘関節、回内回外動作に特徴がみられた!
という風に述べられています。
スマッシュ時の関節の動き方
では、実際にスマッシュのインパクト時に、関節はどのような動きをしていたのか、説明していきますね!
テイクバックの後の動作はこのようになっています。
①肩関節の内旋 ②肘関節の伸展 ③上腕の回内 |
肩関節が内旋そして、肘関節が伸展、最後に上腕の回内動作。
この順番です!
言葉で聞くと難しく感じますよね💦
でも、皆さん当たり前に、やっている動作です。
ちなみにこれは、野球のボールを投げる動作にも繋がります。
ポイントは外旋からの内旋
スマッシュのインパクトの時の関節の動きがわかったら、ここからが今日の大事なポイントです!!
ポイントは
外旋からの内旋
これです!!
もう1度言いますね!
ポイントは
外旋からの内旋
これです。
どういうことだー!!
はい、詳しく説明ていきますね!
この論文では、上級者は最初の肩関節内旋の時、必ず予備動作として肩関節の外旋が入る!ということが述べられています。
つまり、こういうイメージです!
テイクバックして、ただ内旋!ではなく、外旋を入れて、内旋する!
外旋内旋!
外旋内旋!
また、上級者になればなるほど、この外旋からの内旋のスピードが速い!という結果になったそうです😊
当たり前のように感じますが、こうやって言葉にするととってもわかりやすいですよね!
関節には、動きの前に逆側に予備動作を入れると、関節の可動範囲が大きくなり、筋肉が発揮するパワーも大きくなるということがわかっています!
外旋からの内旋を行うことで、より強いパワーを生み出し、肘の伸展や腕の回内にもパワーを伝えているということですね!!
ちなみにここではあまり触れていませんが、肘の伸展の腕の回内でも、伸展の前に屈曲、回内の前に回外という予備動作は少しずつ入っていたようです。
ただ、この論文では、その起点となっているのは肩関節の外旋からの内旋であるということが述べられています😊
皆さんもインパクトの時の、外旋からの内旋を意識するのもオススメです!
今日は、スマッシュスピードを上げるための、インパクトのコツをご紹介しました!是非参考にしてくださいね!!
KOKACAREバドミントンスクールフィジカルトレーナー。中学校からバドミントンをはじめ、慶應義塾大学体育会バドミントン部でレギュラー選手になる。大手フィットネスクラブでトレーナー・マネージャーとして活躍後、パーソナルトレーニングスタジオKOKACARE立ち上げ。年間の施術人数は述べ2,000人を超える。
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