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【小学生低学年向け】素振りでバドミントンを効果的に上達させる方法とは

こんにちは😊Yukoです!

今日はレッスンでこんな質問をいただいたので、解説していこうと思います!

うちの子供が自宅でできるおすすめの練習方法ってありますか?
素振りとかさせた方がいいのかしら・・?( ・∇・)

KOKACAREバドミントンスクールのパーソナルレッスンでも、必ず最後には次回までの宿題を出すのですが、『スマッシュの素振り』なんて形で、素振りを宿題に出すことも多いです。

プロ野球選手だと、1日〇〇回バッドを振ってきた!!というように、スポーツにおいて素振りは上達のためにとっても大切です!

ただ、野球は止まった状態でバッドを振るように、バドミントンは動いた状態でラケットを振るという違いがあります。

今回は、バドミントン上達に素振りがおすすめの理由と、素振りの練習をする際のポイントをお話ししていきます🏸

小学生のお子さんを持つ親御さんも、ぜひ参考にしていただければうれしいです✨

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バドミントンの上達に素振りがおすすめの理由

おすすめの理由を語る前に、スポーツなどの運動スキルには習得の段階があると提唱されています💡

Fitts and Posner(1967)が提唱した『3段階学習モデル』といいます。

これを紹介しておきますね!

段階①:Cognitive(認知的)
スキルを習得するために、やるべきことを認知する段階です。
例えば、自分はスマッシュを打てないのは、そもそもの動作ができてないからだな…!と認知している段階というイメージです。

段階②:Associative(結合的)
狙いとするスキルの大まかな動作が実行できるようになり、細部を意識的に改良していく段階です。
例えば、オーバーの素振りは大体できているが、まだシャトルには当たらない💦毎回振るポイントが違うというイメージです。

段階③:Autonomous(自動的)
狙いとする動作が、意識せずとも自然に自動化されてできる段階です。
上がってきたシャトルに対して、体が勝手に動いて、同じ動作でスマッシュが打てるイメージです。

この3段階をイメージすると、素振りは、段階①〜段階②の際に効果を発揮すると言えるでしょう✨

逆に、②〜③に関しては、シャトルがある状態や相手がいる状態の方が、効果が出やすいのでは思います。

新しい動作を身体に覚え込ませる

特に小学生や始めたばかりの初心者の方は、バドミントンの動作そのものに動きが慣れていないと思います😓

正しいグリップで、ラケットの面を相手に向けて振る!

こう言った基本の動作自体が身についてない!

動きがぎこちないという方は、同じ動作を反復して素振りすることで、新しい動作を身体に覚え込ませることができますね🏸

自分を客観的に見る力がつく

「見て真似て素振りをする」というのには、限界があります。

それは、今やっている素振りが上手にできているのかを判断する術がないからですね!

そのためには、鏡や動画で自分の動きが、自分が思い描いているイメージと合っているのかを見てみます!

そうすることで、自分の動作を客観的に見る力がついてきます✨

バドミントンにおいて、客観的に見れる視点もとっても大切です!上手くなっていく段階で、相手の打ち方の癖などを、見抜くことにも繋がってきますね!

運動能力が高まる

自分を客観的に見たら、次はちょっとした運動動作のズレを修正していきます!

私たちが運動するときには、脳が筋肉に指令を出して、動きをアウトプットします✨

この運動の修正能力は、運動能力として大事な1つ『変換能力』や『連結能力』が高まります!

これが正確にできると、実際にシャトルを打ったときに、インアウト高さを調整するなどの微調整できる感覚などにもつながる可能性が高いです💪

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【小学生初心者】バドミントンの素振り種類

フォアハンドの素振り

フォアハンドの素振りといっても、打つ場所によって振り方が違います!

こちらのYouTubeを見ながら、3箇所のフィアハンドの振り方をマスターしましょう✨

シャトルの軌道と面の向きをイメージすると、実践に近づけることができますね。

バックハンドの素振り

バックハンドは、持ち方と回外運動を意識してみるといいですね!

バックハンドも様々な打ち方があります。なので、小学校低学年の初心者の方向けに上記の動画の3種類をまずはやってみましょう!

レシーブだって、ドライブでも振り方は様々。

面の向きと、どのポイントで当てているかを意識してみてくださいね😊

バックハンドの詳しい打ち方はこちらをチェック
当たる感覚を掴んでバドミントンを楽しもう【初心者練習メニュー】

オーバーヘッドストロークの素振り

次はオーバーヘッドストロークの素振りです😊

オーバーヘッドストロークの素振りは、形ができていないお子さんは分解して素振りすることから始めてみて欲しいです。

こちらの動画で注意してみてほしいポイントを伝えているので、ぜひ参考にしてくださいね。

①正面を向いて面を真っ直ぐ振り下ろす
②半身になってオーバーを振る
③半身からオーバーを振った後に右足を出す
④1234ステップを入れながら素振りをする

分解しながら素振りをしていくと、どの段階でつまずいているのかが理解しやすくなります。

そもそも腕をしっかり振ることができないのであれば、ボール投げやシャトル投げから始めるのもすごく大切ですよね❗️

フットワークを入れた素振り

最後はフットワークを入れて素振りをしていきます!

バドミントンが野球やゴルフと違うところは、動きながら相手と対戦して行うスポーツというところです!!

この後も説明していくのですが、ここを理解していないと素振りをやっているのに、試合では勝てない・・・💦そんなことにもなってしまいます。

素振りで100%お手本のようにラケットを振ることができていなくても、バドミントンは自分のコートにシャトルを落とさなければ勝てる競技です!

なので、動きながらラケットを振る練習というのは、自主練で必ず入れていきましょう🏸

こんな風に狭い範囲でも指示を出してもらいながら、素振りをするのもおすすめです✨

【小学生初心者】素振りで上手くなるためのコツ

目的をもって素振りを練習する

1つ目のコツは『目的を持って素振りをしてね!』これです!

先ほどもお話ししたように、素振りだけではバドミントンの勝利につながることはできません。

素振りを行う目的を『動作を習得するため』と決めて行うことが大切だと思います😊

例えば、スマッシュの素振りを家で毎日100回行ったとします!

でも、いざシャトルを使って練習すると全く当たらない・・・

こんなこともあるはずです!ただ、ここで落ち込んではいけません。

シャトルを使って打つ時は、シャトルに当てることを1番の目標にしてみてください。

毎日の素振りをやっていたことで、頭で考えなくても自動的に体が動くようになっているはずなので、シャトルを使う際は当てることに集中する💡

こうやって、素振りだけで上手くなるのではなく、素振り→コートでの練習 ここまでを一括りで考えると素振りの効果が格段にあがってきます✨

シャトルをイメージして素振りを行う

当たり前に感じるかもしれませんが、素振りを行う際はシャトルをしっかりイメージしましょう!

児島昇先生の論文よると、素振りをするときと、実際にスマッシュを打つ際には、スイングスピードや打点の高さに違いがあったということなんです。

児島昇『バドミントン競技におけるスマッシュ動作と素振り 動作の比較

それだけ違いがあるということは、適当に素振りをすることで、フォームが悪くなってしまう可能性もあるということです👀

なので、シャトルをどこで打っているかをイメージして素振りに取り組んでみてくださいね😊

ちなみにこちらの論文について詳しく知りたい方は、以下の動画で解説しています↓↓

まとめ

今日は小学校低学年のお子さんや初心者の方に向けて、素振りの練習をするのがおすすめの理由と、練習する際に意識して欲しいポイントを紹介しました!

小学生のお子さんの場合、素振りを集中して、シャトルをイメージして行うというのは難しい部分があると思います🙌

そんな時は、親御さんと一緒にゲーム感覚で素振りを練習に取り入れてみてください!

動画を見ながら一緒にフォームを修正する!とか

ラケットを振る方向を指示出ししながら素振りをする🏸

こんな風に、練習を楽しく行う1つになり、結果的にバドミントンの上達にも繋げてもらえれば嬉しいです😊

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