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バドミントンの駆け引きを愉しもう!勝負の駆け引き

勝負の駆け引きできていますか?

「駆け引き」は、辞書的な意味だと、「相手の出方や状況に応じて、自分に有利になるように処置すること」となります。

ただ、ただ、愚直にシャトルを追いかけて返す、相手がいないところを見極めて決める、そんなバドミントンも素敵です!

でも、相手との駆け引き、心理戦もバドミントンの楽しみのひとつです!

今回は、バドミントンにおける勝負の駆け引きでは、どんなことをする人がいるのか紹介していきたいと思います!

自分もこれやってみたい!と思ったら、ぜひ取り入れてみましょう。

感じの悪い勝負の駆け引き?

華麗なステップや鋭い技を磨くことはもちろん必要ですが、それ以上に大切なのがどうやったら相手に勝てるのか?頭の中で対策を考えることです。

試合で競ってるのに勝ちきれない!ということありませんか?

試合をしていてなんだか、感じの悪い人っていますよね。

別に、そんなことする必要ないんじゃないかという態度や仕草で、人をジワリと嫌な気持ちにさせていく人、出会ったことありませんか?

本人にその自覚があるかどうか分かりませんが、こちらからしたら、イライラするなと思ったり、

こんなことで怒っている自分がおとな気ないのだろうか?

なんて考えてしまい、すっかり自分のペースを乱してしまいます。

バドミントンの試合で例えば

・試合中に怒りを露わにしてラケットで自分を痛めるつける
・サーブを打つ構えをしているのに、なかなかサーブを打ってくれない
・サーブ権はこちらにあるのに、シャトルの羽根を直す仕草をしながらなかなか返してくれない
・試合中何度も何度も靴ひもを結びなおす
・サーブレシーブの構えをしたら一呼吸もなくサーブを打ってくる人
・相手の応援やヤジなど「相手弱ってる」「ミスばっか」「楽勝だな」など傷つくことを言ってくる

などなど、いかがでしょうか?あなたは試合中に出会ってイライラした記憶があるのではないでしょうか。

嫌な感じの人間から、敢えて学ぶゲームの駆け引き

普段の生活でも、意識的か無意識にかは分かりませんが、そんな心の駆け引きをして生きている人もいます。嫌な感じがする戦術(心理戦)から、スポーツで勝つための駆け引きのポイントが引き出せたらいいですよね!腹を立ててしまうような出来事にも、きっと気付きがあるはずです。

自分が取り入れなくてもいい

相手を不快にさせるようなやり方は、自分のスポーツ精神として、受け入れられないと考えるなら、それも間違いではないと思います。

私が小学生の頃、試合をしていて私がリードしていると、ラケットで足を叩く子がいました。軽くではなく「バン」と音が聞こえるように。自分が勝っているから、相手はそのような行動になってしまうんだ、と感じる心の弱さ、そしてその行動への怖さ、恐怖心を感じたことを覚えています。

初めてその場面に対した時は、そのように感じたにも関わらず、時間が経つにつれ、私も試合中にイライラしたときに「足をラケットで叩く」という行動を取ったことがあります。

そのときは、「確かにイライラを解消できる」と思った記憶があります。ただ、コート・親、といった周囲からみっともないからやめろ、と注意を受けたことも覚えています。

バドミントンは、シャトルの回転やコースの変化による、お互いを騙し合うというゲームでもあります。激しいマインドの中にも冷静さが必要です!!

相手が、「技術」として嫌な感じや恐怖心などを植え付ける行動を心理戦として使うプレーヤーだった場合、感情が揺さぶられないように、心理分析しながら理性的に戦わなければならない、ということも覚えておきましょう。

バドミントンの試合状況でやる勝負の駆け引き

プレーや、プレーに入る前後での行動にも駆け引き要素を取り入れることができます。真似してみましょう!

決め球のコースを残しておく

スマッシュやカットのコースを基本的にサイドライン際をずっと狙って打ち、点数が欲しい!といった大事な場面で相手のボディーを狙う!これは単純なので取り入れやすい駆け引きです。序盤からどこのコースにも打てるよ、同じコースにはあまり打たないよ、なんて思わせるよりも、勝負の終盤になって「ほんとはここを狙うのが得意なんだ!」なんて思いながら打てるコースを残しておきましょう。

相手が嫌がるショットはどんどん打つ!

相手にこれは効いた!と思うショットは相手が慣れてくるまで、嫌らしく何度も何度も狙ってみましょう。そろそろ読まれそうだから…って感覚だけで狙うのをやめるのは勿体ないです。対応されてきてから作戦変更です。嫌がる事をしつづけるのは鉄則の駆け引きです。

多少のバックアウトは取りましょう

試合の序盤からでも相手のアウトは見逃したいですよね。でも少し位のクリアーやロブのバックアウトなら序盤で我慢してラリーすることをおすすめします。そうすることで相手は打った球が入ってると思いその感覚でショットを打ってくるので、終盤で点数が欲しいとき相手がアウトを打つ可能性が高くなるということです。

相手側もアウトと思っていたら、取ってくるってことは入っているんだ、と思うことで今日の体育館はシャトルが飛ぶんだな、と感じることもあります。

相手のサーブを焦らして崩す!

相手がノリに乗って連続得点を取っている時、相手のサーブのリズムに素早く合わせて構えてラリーを始めてしまっていることがあります。

そんな場合はサーブレシーブの構えでラケットを持ってない手で相手に待ったのポーズをして、相手を焦らしリズムを崩しましょう。競った場面や点差を離されているときなど、特に自分のリズムでサーブをする、サーブレシーブをする、ということを大切にしましょう。

試合の中でプレースタイルを変える

5点まではショートサーブ、10点まではロングサーブ、15点までショートサーブ、なんてサーブの種類を自分の中で決めておく。11点まではオールショート、その後はオールロングを主体としたプレースタイルを使う、なんて点数で区切って行ってみるのもおすすめです。

試合の流れを読めない、という方や、相手の弱点を見つけれない、という方は取り入れやすいのではないでしょうか。また、ショートサーブからの展開と、ロングサーブからの展開はどちらの方が点を取れているのか、自己分析にも繋がりますよね。

試合をまるまる見てみよう!

コカケアチャンネルでは練習動画、レッスン動画を配信していますが、過去の試合動画もアップされています。

もちろん、試合会場で上手い選手たちの試合をまるまる見てみる。テレビで放映されている試合を見てみる。

いろんな方法がありますが、21点3ゲームの中でどんなところで駆け引きが行われているのか、見つけてみるのも楽しいです。その中で試合の流れを読む力(このポイントを取ったことで流れがあっちにいったな)も養えます。

まとめ

今回は勝負の駆け引きについて紹介してきました。

真似できそうなことはありましたか?

ただ、ただ、愚直にシャトルを追いかけて返す、相手がいないところを見極めて決める、そんなバドミントンから、より上級者のプレースタイルも取り入れてみましょう。

年配者のほうが駆け引きがうまい、嫌なことをしてくるな、と感じます。やっぱり人生の経験値の差ではないでしょうか?

駆け引きの中にも「スポーツマンシップ」のことも少し考えてみてください。

スポーツマンシップを発揮するうえでは、全力を尽くすことや公明正大であること、相手選手や仲間、審判、ルールなどへの尊敬の念を持ちいいゲームを作るように勤めることが大切です。

その上でできる駆け引きプレーが、周りから応援される選手に繋がります。

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