こんにちは!バドミントントレーナーのYukoです。
今日はバドミントン選手によくある腰痛についてです!
腰痛を関節と身体の関係から説明したいなーと思います😊
腰痛の8割は原因不明
慢性的な腰痛を持っているバドミントン選手って多いですよね。
実は私も、大学時代は腰痛に悩まされていました。
「たくさん練習すると腰が痛くなってしまうんです💦」
「腰が痛くなるのは、いつものことなんで、、、( ノД`)」
そんな風に思っていませんか??
腰痛にも様々な原因があります。
整形外科で診断される症状は、こんな感じです。
椎間板ヘルニア、すべり症、腰椎分離、脊柱管狭窄症
これらは、レントゲンでわかるような症状です。
ただ実は、、、腰痛の約8割は原因不明なんです!!!!
ねー!!!原因不明なんてびっくりですよね。
原因不明というのは、レントゲンでは異常がないという状態です。
お医者さんで「使い過ぎだよ!」と湿布を痛み止めをもらっていませんか?
原因不明の腰痛は、プレー中の身体の使い方が関係している可能性が大きいです。
関節と身体の関係
腰痛と身体の使い方の関係といっても色々な要因があります。
今回腰痛の原因として、注目するのは『股関節』です。
では、なぜ股関節に注目するのか、、?
それは、関節と身体にはとっても面白い関係性があるからなんです。
関節と身体の関係について紹介していきますね。
私たちの身体は関節の連続で骨格を形成しています。
関節は、骨と骨を繋ぎ合わせている場所のことです。
肩関節、肘関節、股関節、膝関節など沢山あります。
関節って名前なので、どれも同じ感じがしますよね??
実は、関節の可動域は、関節ごとによって大きいものと小さいものがあるんです!!
そして、私達の骨格というのは、関節可動域が小さい個所と大きい個所で交互に並んでいるんです!!
これが今回の大切なポイントです!!
足の指関節:可動域小
足首関節:可動域大
膝関節:可動域小
股関節:可動域大
腰椎:可動域小
胸椎:可動域大
肩甲骨:可動域小
肩関節:可動域大
肘関節:可動域小
手首関節:可動域大
指関節:可動域小
もう少し具体的に説明しますね!
例えば、足首はクルクルいろいろな方向に回りますよね。
足首は可動域が大きい場所です。
膝はどうでしょう?
曲げ伸ばししかできませんよね。
つまり、膝は可動域が小さい場所です。
股関節はクルクル回すころができるので可動域が大きい場所。
腰は腰椎つまり小さい骨1本1本が少しずつしか動きません。
従って可動域が小さい場所です。
こんな感じで、可動域が大きい関節、小さい関節が交互に並んでいるんでいるんです!
人間の身体って面白いですよね~!!(^▽^)/
この関節可動域の大小の考え方で、痛みの原因などが見えてくるんです👀
では、腰痛について考えていきます。
腰椎の可動域は小さいです、そんなに沢山動く関節ではありません。
腰が痛くなるというのは、腰椎が過剰に動いている状態というのが考えられます。
ではなぜ過剰に動いてしまっているのか?
それは、本来沢山動くべき関節が動いていないからです。
腰椎の隣にあるのは、股関節と胸椎ですよね。
この股関節と胸椎の可動域がちゃんと働いていない。
だから、腰が頑張って動かなくてはいけなくなっている!!
そして腰に痛みが出てしまっているということです。
勿論、可能性なので、原因は足首からもしれないし、肩関節かもしれません。
隣にある関節が関係していることが多いというだけです。
今回は股関節と胸椎の2つのうち、股関節に特化してチェックしていきます!
何故なら、股関節は皆さんが、自分でチェックしたり改善しやすいからです。
胸椎については、また別の機会にお話しますねー!!
まとめます!
腰の隣にある、股関節が使えていないと、腰に負担がかかって腰痛になりやすい!!
レシーブ姿勢でチェック股関節の使い方
股関節の使い方ができているか、レシーブ姿勢でチェックしてみましょう!!
腰が丸まってしまったり、腰が反ってしまっている方は、股関節が上手く使えていない可能性があります。
つまりレシーブ姿勢で腰に負担がかかっている状態です。
股関節を使うためのポイントは、お腹に力を入れることです!!
お腹に力を入れることで、体幹が安定します。
つまり、腰を反ったり、丸めたりしない状態を作れます。
その状態だと、股関節が使いやすくなります。
ぜひレシーブ姿勢を取る時は、腰に負担をかけないよう、股関節を使う!!
その為にお腹に力を入れる!
これを意識してみましょう!腰痛予防の1つになりますよ✨
今回のポイントは4つです😊
腰痛の8割は原因不明であること。
関節可動域が小さい個所と大きい個所で交互に並んでいること
股関節が使えていないと、腰に負担がかかること
股関節を使うためには、お腹に力を入れること
痛みがない、楽しいバドミントンライフを送りましょう!!!✨
KOKACAREバドミントンスクールフィジカルトレーナー。中学校からバドミントンをはじめ、慶應義塾大学体育会バドミントン部でレギュラー選手になる。大手フィットネスクラブでトレーナー・マネージャーとして活躍後、パーソナルトレーニングスタジオKOKACARE立ち上げ。年間の施術人数は述べ2,000人を超える。
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