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シングルスで主導権を握る!どうやって?バドミントン

シングルスってどうやって勝つんだろう?なんて考えたことありませんか。

コート内を動き続ける体力、狙ったところにきちんと飛ばすコントロール、相手を見て空いたところに打つ戦術、試合中は一人で考えながらプレーをしないといけないのでメンタルの強さ、勝つための要素をいろいろと必要になってきます。

私もバドミントンを始めたころ、相手が打った球に対して全て反応して全て返す、とにかく粘るプレーをしよう!と考えて、すごい長いラリーをしていたことがあります。

勿論、それは相手に取ってなかなか決まらないから嫌なプレーに移るはずです。が、決め球がないからどれだけ長い時間試合をしても勝ちきれないことがありました。

そんな方はまず、試合展開で有利に立つために、どんなことをするといいのか、そんな戦術を紹介していきます。

シングルスで優位に試合を進めるコツ

自分には気持ち的余裕か、ラリー上での余裕か、どちらを持つと優位に感じるのかを把握することが大切です。

当たり前なんですが、ゲームでポイントを取る方法は

  • 自分のショットで決める
  • 相手にミスをさせる

の2通りしかないですよね。

それは見方を変えると、

  • 自分のショットで決めた=相手が嫌がる決め球がある
  • 相手にミスをさせた=粘り強くラリーができる

という側面が見えてきます。

特にバドミントンを始めたばかりの方に意識して欲しいのは、前者です。

点数を取った時のことを想像してみましょう!

スマッシュでボディを狙って決めれた!
ネット前のディセプションで相手の足を止めれた!
クロスカットでノータッチで決めれた!

と言ったように、自分が決めた球がわかる場合と、、、

20ラリーしたなぁ、なんとか粘り勝ちだ!
→というのを21点繰り返すことを想像しましょう。

どちらが精神的に有利か、です。

また「サーブ権」を持っている、ということもサーブを打つまでの時間を有効的に使うことができれば、精神的に優位に立てるでしょう。

どうやって点数を取ると、自分が気持ちよく次のラリーをできるのか、試合の最後までやり切ることができるのか、嫌だな、と思うことが起こらないように考えて試合をしてみましょう。

よく見る子供たちのプレー

自分の思い通りにいかないから、アウトばかりの球、ネットに引っかかる球、それらが続く。泣き始めたり、ラケットで自分の足を叩いたり、不貞腐れた態度で試合をしたり。

そうなる気持ちはわかるけど、せっかくの試合でそれは勿体無いですよね。
じゃあどうするか、を子供たちに考えてもらい、言語化できたらいいですよね。

試合前などに、「今日の目標は?」と聞いて、「勝ちたい!優勝!」ではなく、「ネットに引っ掛ける球を打たない」「サーブを絶対ミスらない」「クリアのアウトはしない」など、プレーの目標が立てられると、次にもつながりやすいはずです。

相手のプレーを分析し苦手なプレーをさせる

何回も当たる相手、知っている相手、チームメイトから聞いたことある相手、地区大会などを戦っていくと、顔見知りの相手も増えてきますよね。

対戦表があらかじめ出ていれば、その人と戦うまでのプランも練ることができます。

そんな時、どのように戦うのか、分析したり想定して練習を行っていますか?

チームや部活の練習で、個別に練習することは難しいと思います。

でも経験豊富なコーチや指導者がいれば、「〇〇選手みたいにカットとドリブンクリアが多めのプレーで、試合を想定して練習しよう」とか、「今度の試合に向けて、〇〇くんと毎日試合をしよう」「クリアで追い込まれる練習をしておこう」など、準備ができると思います。

この選手に勝つためにこの練習をしてきた、という事実だけでも試合を優位に進められます。

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そんな使い方もできるのが、コカケアのパーソナルレッスンです。

では、相手を想定したプレーの対策についてです。

スマッシュが速い、スマッシュで決められる相手には・・
・ショートサービスから入る
・オールショートをメインに上げない球にする
・ネット前に来たら低いロブで攻める

カットが取れない、カットで決められる相手には・・
・余裕を持ってオーバーヘッドから打てる球を減らす→ドリブンクリアを使う
・ロブを大きくあげない→アタックロブを使う

ヘアピンが上手い相手には・・・
・ヘアピンに対してヘアピンで返さない
・オールロングをメインで奥に追い込む

体力がない、長いラリーを嫌う相手には・・・
・とにかく粘る
・サーブとサーブの間隔を短くする

体力がある、長いラリーをする相手には・・・
・速めに仕掛けるプレーをする
・1プレーごとに違うプレーをしてみる→相手に慣れさせない

フェイントが多い相手には・・・
・フェイントをかける時間を取らせないために速いショットを多く使う
・先読みして動き出さないようにする

考えられる相手を想定して、対策を出してみました。これはあくまで一例です。自分だったらこのタイプの選手にはこうやって対策を取る!など、親子や仲間同士で、もっともっと対策を考えてみましょう!これも一つの練習です。

構える位置を毎回変える

気持ち(メンタル)面の話をしてきましたが、ちょっとしたことで相手の気を逸らすこともできます。

※自分が惑わされちゃう、繊細、という自覚があればやめてくださいね

サーブの打つ位置や、サーブの構える位置を変える、というのもおすすめです。

少し前に出てみる、右サイドよりや、中央より、などちょっと変えるだけで、サーブを打つ方はいつもと狙いを変えた方がいいかな?なんて迷いが生じます。

21点、同じプレーをするのも一つの戦術かもしれませんが、5点まではショートサーブ、10点まではロングサーブ、15点はピンサーブ、というのもいいですよね。

5点まではオールロング、10点まではオールショート、15点まではオールアタック、21点までは1番効果あったプレー、なんて試合の中で戦術を立てる。

このように試合の展開を予め考えることができたり、プレーの幅を持っていると、試合を優位に進めやすいです。

シャトルの交換、すぐにOK出してますか?

例えば、試合中のシャトル交換、流れを変えるためにする人もいます。それを断る、という選択肢も持ちましょう。

シャトルの交換をしたいときは相手選手に促したりしますが、シャトルの交換判断は審判です。シャトルの交換を拒否したしても、主審が交換する、と選択する場合もあります。

ただ、一度断る、というのも相手のルーティンや流れを止める、ということにもつながるということです。

これまで出会ってきたバドミントンプレーヤーの中には、「必ずコートには相手選手より先に入る」「右足からコートに入る」「コートに入ったら靴ひもを結びなおす」など、自分なりのジンクスを持って取り組む人もいました。

練習の成果を発揮するためにも、どんなことをすると自分が自信を持ってプレーできるのか、そんなことも考えてみましょう。

まとめ

これから中学、高校生は地区大会が始めると思います。初めて試合に出るのはシングルス、なんて人も多いはず。

自由にプレーができるけど、コートの中では1人なので、どうしたらいいか迷って自滅してしまう、なんてことも多くあります。

一つでも自信をもってできるプレーを作る、試合の中で開き直ることを覚える、相手をじっくり観察する、試合に向けて準備していきましょう。

練習の成果を発揮するためにもメンタルに余裕ができると良いですよね。

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